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定年と私◇あれから三年です。

未来を描くことと同じ様に、歩いてきた道を振り返ることはとても大切だと思います。

私は、定年退職してから丸三年経ちました
2020年3月31日に、43年間勤めたテレビ局を退職し、その年の4月から私の第二の人生が始まったのです。
会社の大きな傘の中にいた私が、一人の人になりました。

これからどうしようと言う不安と共に、このままでは終われないと言う、不思議な感情が入り混じったスタートでした。
今日は定年してからの三年間を振り返ってみます。

私の新たな人生は、コロナ禍とぶつかってしまい、コロナ禍との戦いでもありました。未曽有のパデミックが私の定年と重なったことはとても残念です。

送別会も出来ず、職場の仲間たちとの別れも寂しいものになりました。

自由に外出できず、自宅で悶々とする日々の中でも、私は腐りたくありませんでした。これまでの人生同様に、生き生きと過ごしたかったのです。

仕事を通じて常に前進してきた私は、定年してからも途中で止まる事はしたくありませんでした。創作へのエネルギーを燃やし続けていたかったのです。

自分の魂が冷めない方法はないかと考えて、ブログを発信することを決めました。常に何かの目標に向かって進んでいくことで満足感を得る私の性格にはぴったりだと思いました。

振り返ると、その時いい発想にたどり着いたなと思っています。その時点で創作したり発信したりすることを諦めていたら、私は今頃、きっと無気力に過ごしていたような気がします。

定年してから半年は助走期間で、自分なりに発信のスタイルを模索して、最終的には母と二人三脚でブログ発信することに決めて、今に至ります。毎日投稿作業のためにやらなければいけない事がたくさんあるので、のんびりしている時間などありません。

母と二人三脚でブログの発信を始めてからは、一日も休んだことがありません。毎日目標があり、それを達成するために毎日頑張る。それも親子で続けることによって、一日が本当に充実しています


創作活動から生み出されたものを今年の秋には一つの形にすることにしました。母が投稿のために描き続けているイラストを紹介するイラスト展を開催するのです。きっと私たちの集大成になり、母のこれからの生きる励みにもなると思います。

定年退職からの新しい人生のスタートは、親子の絆を深めるいい時間を生んでいます


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《あんたがおったけん私も頑張れた》

※92歳のばあばと娘の会話です。

「毎日はしんどい時もあったけど、毎日じゃけん頑張ってこられたかもしれんねー、すごく悩む日もあるけど、楽しい日が多かった、月日が経つんは早いねー」

「私の定年後の三年間はどう思う」

「あんた休まず頑張ったねー、コロナに感染した時も書きよった、信念よあんたはよう頑張った、あんたがおったけん私も頑張れたんよ

母と私二人で歩んだ三年間でした。これからも二人で頑張ります


最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょう。💗



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