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noteが楽しい!92歳のお婆ちゃん

私と92歳の母は、今年の夏からフリートークの音声配信を始めました。

母は、親子でフリートークを始めてから、お婆ちゃんパーソナリティーのように、生き生きとおしゃべりをして、会話を楽しんでいます
私達は毎日、夕食が終わった後にスマホを使って録音しています。
リビングに二人並んでちょこんと座り、二人の前にスマホを置いて、親子の井戸端会議がスタートします。

その日の晩ご飯のお気に入りのメニューなど、母が好きな食べ物の話をした後、その日一日のトピックスについて話します。


フリートークを始めたばかりの頃は、何となくぎこちなかった母も、最近は話すことが楽しくなったのか、話のテンポや間も良くなり、コメントも磨かれてきました

会話の内容は、ぶっつけ本番です。事前に決めることはなく、流れに任せて自由に話すのです。自然な驚きや笑いが新鮮なのか、母はフリートークの時間がとても好きなようです。

私が母と二人のフリートークを始めたのには理由があります

7月の上旬に母が突然急性の緑内障発作で、右の眼が見えにくくなりました。その日のうちにレーザー手術を受けたのですが、それからしばらくの間、母の心が萎えてしまったのです
一時は母が夢中になっていたイラストが描けなくなるかも知れない程、気持ちが落ち込んでいたので、私は母をどうにか前向きにしなければと思い、フリートークをしようと考えたのです。

何故なら音声の収録であれば、目に負担が無いからです。

毎日、3分~5分程話した後、すぐに母に収録したトークを聞かせます。母は楽しそうに親子の掛け合いを聞いて、時折笑顔で私の顔を見て微笑むのです




最近の母は朝からフリートークで話すためのトピックスを探しています。ニュースや情報番組、新聞の記事をチェックしながら、今日はこの事を話そうと記憶に残しているのです。私は母のそんな姿を見て何と前向きなのかと思っています


先日、母に聞きました。
「お母さん、フリートークはどう・・・」
すると母は「楽しいよ、自分の思う事が何でも言えよう、それがええんよ、ホント楽しいわい」とニコニコしながら答えてくれました。

心に響くことを考えて道をつけてあげれば、お年寄りは意外な事で満足感を得ることが出来るんだと改めて感じています

私自身も、フリートークで生き生きとおしゃべりをしている母の姿をみて、母親を再発見する喜びを得ています。

もしお時間があったら、私達のフリートークに一度お立ち寄りください。ばあばがとってもかわいいですよ

【毎日がバトル:山田家の女たち】

《フリートークはまた違った良さがある》

※92歳のばあばと娘の会話です。

「あのねー、思う事が言えるけん私はフリートークが好きなんよ、一日話さんことがあってもね、その時に話せるじゃろ、それに口から発したことは実行せんといかんじゃろ実はそれも自分の為にええんよ

「フリートークが好きなんはどして・・・」

「描きよるだけでおしゃべりせんかったら下手になろう、ほじゃけん自分の為にもなっとるんよ、俳句は心を詠むんじゃけど、フリートークはまた違った良さがあるんよ

母はどうやら私と5分でもじっくり話せるのが嬉しいようです。ほんの少し反省しました。


最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょう。💗


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