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新人さん風を吹かせて

私は就職してからずっと新しい年度になって、新入社員が入ってきた時に思っていたことがありました。「今年の新人さんは、どんな風を吹かせてくれるんだろう」それがとても楽しみでした。

自分が新人の頃は、会社に早く慣れるために、職場の人たちの名前を覚えて、自分がこれからやるべき仕事のことを懸命に考えていました

一日があっという間に終わって、気が付けば一年経っていた、そんな状況だったと思います。組織に馴染んで上手くやっていくためにどうするべきか、自分なりにもがいていました。

ところが自分が先輩になると後輩たちへの見方が変わるのです。
今度の新人さんはどんな感覚の持ち主で、どんな個性を持っている人物なのか、これから私たちの会社で何を発信してくれるのか、期待できるのは何なのか、そんな風に見るようになりました。

新入社員が入ってくると、職場の空気が変わります。ピリッとするのです。当たり前の日常に、新しい風が吹くのです。先輩たちの中には新人の姿を見て、初心を思い出す人もいるでしょう。その新しい風は職場にとってとても大切なのです。

風が吹くことで淀んでいた空気が一変することだってあります。何も分からない、出来ないと思っている新人の存在が、職場の風になるのです。それは新人としてのあなたの役割かも知れません。

新しく社会人になる皆さんは、自分は風を起こせるんだと信じて、フレッシュで爽やかな心地いい風を起こしてください。あなたの存在はあなたの職場にとって新しい風なのです。気負わず、あなたの風を吹かせてください。

次の新人が入る時にそのことがきっと分かると思います
フレッシャーズの皆さん、新しい職場であなたらしさを発揮してください。それがあなたの役割なのです。


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《今どきの人は昔と違うけんね》


「新人さんは、やる気もあるけど新しい場所で心配もあらいね、会社に入ったら力で抑える人も居るかも知れんけんねー、そこでも揉まれるんも人生の修行じゃと思うけどね・・・

「お母さんから何かメッセージあるかな・・・」

「今どきの人は昔と違ごて、新人さんでも自己主張は上手なんかも知れんね、会社に馴染みながら自分らしさを出していくんは、バランスも大事じゃと思わい

この言葉を聞いて、意外に母はバランス感覚を大切にするんだなと知りました。新人さんには新人さんの居場所と役割があると思います。自分なりの風を吹かせてください。



フレッシュな心が呼ぶや春の風

新社会人の皆さんに「自分の居場所に不安を感じることなく、職場に新しい風を吹かせて」と言う思いを込めて母がイラストを描き、句を詠みました。自分自身の存在をすぐには見いだせないかも知れませんが、躊躇しないで、職場に風を吹かせてください

最後までお読みいただいてありがとうございました。たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。この記事が気に入っていただけたらスキを押していただけると励みになります。

また明日お会いしましょう。💗


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