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話せることは幸せなんだね

友人と久しぶりに会話して、幸せな気分になりました。誰かと話をすることが人にはとても必要なんだと痛感したひと時でした。

ここ最近、私は人と会話することが本当に少なくなっています。コロナ禍と定年退職が重なって、気が付けば何日も、同居している母としか会話していないと言うことがあります。

友人や遠く離れた妹とLINEで情報を交換することはありますが、人と対面することが本当に少なくなっています。非常事態なのだから仕方がないのですが、人と言葉を交わさないことが自分の精神面にどれだけマイナスなのかを実感しています。

笑顔がとても少なくなりました。人は他人を意識するからこそ笑顔が増えるんだと思います。人と会わなくなると必然的に口角が下がって、不愛想な顔になってきます。最近は鏡に映る自分の顔を見て愕然とすることがあります。「嫌な顔つき」になっているのです。

母と二人きりだと何となく不愛想で怒りっぽくなっている自分に気づいて反省することもしきりです。

そんな私にLINEがきました。「書道展に出品しているので是非見に来てください」というものでした。

特別なことが無い限り出掛けるモードになりにくいこの時期ですが、今回は「エイヤー」と気合を入れて行ってみることにしました。コロナ感染者数の動きなどを考慮して最終日に出掛けました。

当然一人で出かけて、ささっと見て帰ろうと思っていたのですが、会場で懐かしい友人たちと再会しました。偶然とは本当に不思議なものです。行くことも日時も全く打ち合わせしていなかったのに、奇跡的に遭遇できたのです。

鑑賞した後、近くのカフェでソーシャルディスタンスを取りながらしばらく会話しました。話の内容はほぼ近況報告でしたが、その数十分が私の心の癒しになっていました。


みんなもこの時代に生きづらさを感じながら生活しているんだ」と会話の端々で感じとることが出来、わずかの時間でしたが心のぬくもりを直接感じながら人と話すことが人を癒し、幸せな気持ちにするんだと思いました。

次にまた会えるのが何時になるのかは分かりませんが、本当に偶然の出会いに感謝です。


それぞれのメンバーからは偶然の出会いを喜ぶメッセージが届きました。人と繋がること、直に話して言葉を交わすことが人の営みの中でどれだけ癒しの効果があるのかを再認識したひと時でした。

次に会える日を楽しみに待ちたいと思います。


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《私も人と話したい》


おやつにバームクーヘンを食べた後のばあばとの会話です。

「人はやっぱり目を見て話すんがええ、意志が通じやすいけんね、目を見たら本当のことが分かろ

「今回は人と話すのが癒しになると言うことがお話のテーマなんよ」

「この時期は人と会えんけんねー、私も人と話したいと思わい、本当に仲のええ人と会ったら癒しにならいね


母も私以外の人と話したいと思いながら、実現しないのでうんざりしているようです。こんなに人が恋しくなるとは思ってもみませんでした。


【ばあばの俳句】


秋夕焼浴びて明日への夢を追う


母が面白い構図のイラストを描きました。秋の美しい夕焼を印象的に描きたかったんだと思います。

秋の夕焼けが海に沈む様子は神々しささえ感じます。



その夕日に勇気をもらい明日もまたより元気に頑張ろうと思う自分自身の姿を詠みました。こんな句を見ると娘の私も元気をもらいます。

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私のアルバムの中の写真から

また明日お会いしましょう。💗

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