久し振りの仕事◇妹からのダメ出し
久し振りにナレーションの仕事をして、いつも以上にテンションが上がりました。「私はこの仕事が好きなんだな」と思うと同時に、誰かに必要とされている喜びや幸せを感じて、とても嬉しかったのです。
2年前にリタイアした私にとって、仕事での収入が大きな目的ではありません。仕事が出来ることが、生活のモチベーションUPに繋がるのです。人生の生きがなのです。
今回の仕事は、四国にゆかりのある高僧「空海」の人生を紙人形で表現した人形彫塑家の作品を撮影して、空海の人生を紹介したPR動画のナレーションです。
愛媛県の西予市に愛媛県歴史文化博物館があります。そこに展示されている「密・空と海・内海清春展」の作品を動画にしたもので、出来上がった作品が先日YouTubeにアップされました。
私は久しぶりの仕事を身近な人に見てもらいたいと思い友人や知人、離れた家族にURLを送りました。
東京でナレーターをしている妹にも送ったのですが、妹からは厳しいコメントが返ってきました。妹からのダメ出しがあったのです。
LINEで送られてきた感想は「コメントへの思い入れが強い、アナウンサーっぽい、ガイド的な読みになっていて、空海の生きざまの伝え方が今一つ、目指すならアナウンサー的なナレーションではなく、語りかける感じが出来たらいいのに、聞いている人をもっと意識しないと」要約するとそんな内容でした。
そして最後に「ナレーションは一生勉強だよね、お互い頑張ろう」と記されていました。
私は「良かったよ」と言うコメントよりもむしろ、有難いなと思いました。同業の妹ならではの感想とアドバイスだったからです。
彼女からのダメ出しは私の自己評価と同じ内容でした。今回の表現は今の私の精一杯ですが、これからもひたすら学び続けなければと思いました。
私は益々鍛錬しようと奮起しています。良きアドバイザーがいれば人はもっと伸びるのです。身近にそんな人がいて良かったと思いました。
今回の空海のPR動画はとても分かりやすいいい作品になっています。空海の人生が短い時間で分かると思いますので、是非ご覧になってみてください。
【密・空と海・内海清春展:短編】
【密・空と海・内海清春展:長編】
感想がありましたらコメント欄に書いていただいたら嬉しいです。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《私はその場所に行ってみたいと思たんよ》
「私はあんたのナレーションええと思たんよ、人は様々なじゃねー、まあ姉妹じゃけん言うてくれるんよ、聞く人によって感じ方は違わいね、私はPRの動画を見て、その場所で和紙人形を見たいと思たわい」
「お母さん、そう思てもらうんが一番ええんじゃと思う」
動画は母の心を動かしたようです。空海と四国のかかわりを知ってもらう意味でも多くの人に見ていただきたいです。
混沌の世の生き様や鼓草
|鼓草《つづみぐさ》とはたんぽぽのことです。たんぽぽは綺麗な黄色い花を咲かせますが、とても生命力が強く、地べたで踏まれ続けても、コンクリートの隙間からでも根を張り花を咲かせています。
母はこの混沌とした時代にこそ、たんぽぽのような力強さを持って生きていかなければと思いこの句を詠みました。
前向きでポジティブな母らしい句です。
最後までお読みいただいてありがとうございました。たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。この記事が気に入っていただけたらスキを押していただけると励みになります。
また明日お会いしましょう。💗
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