LINEのビデオ通話のタイミングが・・・

ゴールデンウィーク中にかつての職場の後輩から電話がかかってきました。久しぶりの連絡でとても嬉しかった私は、ハイテンションで電話に出ました。

「久しぶりじゃねー、どうした・・・・」

「山田さん、元気ですか・・・」

「うん、元気だよー」

「今日はみんなで、飲み会してるんです、LINEで」

「へー、いいねー」

「山田さんLINEしてましたよね・・・・」

「うん、してるよ・・・」

「山田さん、これからLINEでみんなと・・・・」

私はこの言葉を聞いて、LINE飲み会へのお誘いだと分かりました。久しぶりにかつての仲間たちと繋がることはとても嬉しかったのですが、今の自分の状況では、対応できないと、即判断。その時の私は、バスローブ姿でした。お風呂掃除をしていたのです。


母は入浴の時間が夜になると、疲れるらしく、昼間に入ります。まず私が入った後、母が入浴して、最後に私がお風呂掃除をするのが我が家の入浴のセオリーです。ですので、バスローブ姿なのです。電話がかかってきたのは、まさにお風呂掃除のタイミングでした。

バッドタイミングです。

洗ったままの髪の毛にタオルが巻かれ、ノーメイクの上に、かなり疲れた顔をしていました。
一瞬リアクションに困りましたが、私は、正直なのが一番いいだろうと、

「ごめんねー、お風呂から出たぱかりなんだ」

「じゃー、後で髪を、乾かしてからまたかけてくれれば・・・」

私はすぐに、時間を計算しました。

身繕いの準備、軽いメイク、時間が20分余りかかりそう。そして、その後、私は母に夕飯を作らなければいけません。
絶対無理、無理、無理、無理。

そう思った私はまたまた正直にコメントすることに・・・。

「お母さんが、高齢でね、この後、料理を作らないといけないんだ」

「そうですか、先輩すみません突然」

本当は、その突然のお誘いがうれしかったのです。

でも、このタイミングの悪さ、残念無念です。

仲間たちと話したいのに、顔も見たいのに、バッドタイミング。

私の元気な声だけを聞いて欲しいと、電話口で、活舌よく、元気な私をアピールします。

「私はとっても元気で、仕事をしてるよー、毎日ブログを7つ投稿しています、山田幸子フリーアナウンサーnoteでチェックして」と言いかけると、受話器の向こうで、「沖縄から見てますよ・・・、山田さん、７投稿は多いんじゃ・・・・」と懐かしい声が聞こえてきました。
沖縄で制作の仕事をしている、後輩でした。

顔出ししたいのに、顔出しできない私の最悪なタイミング、今も残念で仕方がありません。

LINEのビデオ通話、離れている人を繋いでくれて、この上なく便利だけど、タイミングが問題ですね。

まったく個人的なお話ですが、そんな、気持ちになったので今日は投稿記事に書いておきます。

【毎日がバトル：山田家の女たち】

　《私はメイクはせんけん焦らんよー》

リビングでイラストを夢中で描いていいあたばあばとの会話です。

「あんたあの時、慌てとったねー、私がお風呂場に携帯持って行ったんよ、まー、女性は準備に時間がかかるけんねー」

「どうしようかと一瞬の内に判断せんとね、お母さんんはビデオ電話はどう・・・」

「顔が見えるけん本当にええねー、東京の孫の顔が見えたりするんはほんと嬉しいねー、私はメイクはせんけんねーすぐに出られて、便利なもんよ」

「お母さん、私には必要最小限のマナーなんよ、メイクするんは・・・」

「ほーかねー・・・・」

一期一会の貴重な機会を逃してしまった私、やっぱり少し残念ですが、ノーメイクの私の姿も残念、どっちを取るか悩ましい私です。全く個人的な出来後のお話でした。

【ばあばの俳句】

　上天に噴水の綺羅胸おどる

噴水は夏の季語です。母は空高く上がる噴水が太陽の光で眩しくキラリと光る様子を見て、心浮き立つ様子を詠みました。青い空に噴水の水しぶきが上がる様は涼やかですよね。

愛媛県松山市の緑豊かな堀端には時間をおいて、噴水が上がります。道行く人はその光景に足を止めて、暫し見とれています。

▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル：山田家の女たち」と２０時前後には「フリートークでこんばんは」も音声配信しています。お聞きいただければとても嬉しいです。

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私のアルバムの中の写真から

また明日お会いしましょう。💗