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恐るべしばあばの話

書いても書いても書き足りないのが、92歳の母のお話です。
毎日生活していて驚かされることがたくさんあります
それも次々と。
「ホント、母は凄いな」と常に思っています。

彼女は昭和5年生まれ、昭和と共に人生を重ね、平成、令和を生き抜いてきた女性です。
厳しい時代を乗り越えてきた自負と、彼女が本来持っているこだわりや頑固さ、自分ならではの美意識や感覚があって、自分なりの価値観が本当にしっかりしているおばあちゃんなのです。

だからこそ、何があっても譲れない信念があって、自分を曲げることがありません。身近にいる人は付き合うのがとても大変なのです
母は歳を重ねてきて、肉体的な衰えと、変わらない精神の間で日々葛藤しているようですが心が萎えることはありません。

どんなにしんどくても、自分が決めたことは必ずやり抜くのです。
noteの投稿用のイラストを毎日描くと決めたら、どんなことがあっても描き上げます。
イラストも、納得できなければいつまでも描き直しています
「もうええがね、そんなに何枚も描かんでも」と言うと「あんたそれでは私が許さんのよ」と言う言葉が返ってきます。

疲れていても、夜遅くなっても、日記帳代わりにしている落書き帳を開いて、その日の出来事をイラストにして添えています。


5月5日のばあばの日記

「お母さん、今日はもう遅いし、描かんでええがね」と言いますが
「あんた、決めたことは毎日せんとね、休んだらいかんのよ」
と休みません。その精神は本当に素晴らしいと思います。

自分の才能の限りをとことん出し切ると言うイラストにかける魂と、決めたことは最後までやり抜くその根性は、娘の私から見ても恐るべしです

母の姿を見ていて、私もほんの少し母に似ているなと感じる時があります。
DNAは繋がっているのです。恐るべしです。


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《諦めるんは死ぬ時よ》

※92歳のばあばと娘の会話です。

「しんどかっても疲れとっても決めたことはやり遂げんと私は嫌なんよ、しんどかったら休み休みでも仕上げるんよね」

「お母さんは諦めんねー」

諦めるんは、死ぬ時よ

何とも母らしいコメントが返ってきました。「ネバーギブアップ、命尽きるまで」本当に母は恐るべしです。



最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょうね。💗


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