終活を考える時
私は未婚です。身近にいる家族は94歳の母です。遠い将来おひとり様になる私は「終活」について真剣に考えなければいけないと思っています。
60歳の時に、還暦の節目だと思って一度「終活」について考えました。高齢になってからでは、持ち物の整理をするのも捨てるのも大変だと思い、洋服の整理をしました。溜め込むのをやめて、身軽にすることから始めようと思ったのです。
その時から間もなく10年です。いつの間にか時が過ぎて、70歳を迎える年代になりました。しかし終活は出来ていません。
先日、葬儀関係の方から「終活」についての講演を聞く機会がありました。
そこで参加者に渡されたのが「エンディングノート」です。
よくできているなと思いました。
自分の人生を振り返り、自分が何者で、何処で何を学び、どんな仕事に就いたか、どんな団体に所属していたか。
座右の銘や趣味、特技、好きなものは何か、どんなことが生きがいで、どんな風に生きてきたかなど自分自身を細かく記すことができるようになっていました。
万が一入院することがあったら、病名や余命の告知はどうして欲しいか、延命治療はするのかしないのか、臓器提供はどうするのか、介護は誰にお願いしたいか、後見人は誰なのか、そして、自分の葬儀はどんな風にして欲しいのか、お墓はどうするつもりなのかまで記入できるようになっていました。
別冊もあって、財産や預貯金、生命保険、火災保険はもちろん、貴金属や自動車まで細かく記入する欄がありました。
知らない人が見てもエンディングノートを書いていたら、自分の事や思いが伝わるだろうと思いました。
自分自身を見つめ直しながら、ゆっくり時間をかけて渡された「エンディングノート」を書いてみようと思います。
おひとりさまには特に大事な準備だと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。たくさんの記事の中から、この記事にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。記事がいいなと思ってスキを押していただけると励みになります♡
また明日お会いしましょう。💗
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