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【プロット】バスガイドが悪魔と契約して、NASA(アメリカ航空宇宙局)

にいく
 宇宙へ行きたい ───
 沖縄でバスガイドをしている加代は、心に夢を抱いていた。
 決められたルートで決められた説明をする。
 「ゆいゆい ゆいまーる」を歌うとお客さんのテンションは最高潮に達して、満足そうに踊ってくれる。
 すべてが予定調和。
 だいたいバスガイドは昭和の仕事である。
 沖縄のような限られた地域でひっそりと生き残った仕事。
 ずっと続けていると、自分を見失いそうになって白昼夢を見る。
 そんなある日、悪魔が現れた。
「お前の望みを叶えてやろう ───」
 ルキフェルと名乗る悪魔は、NASA(アメリカ航空宇宙局)へ行くための休暇と渡航費用を用意してくれた。
 宇宙飛行士候補生を目指して本気で調べ始める加代だった。
 語学、科学の高度な知識と体力、判断力など総合的な能力が必要なことを知る。
 宇宙への情熱は止まるところをりらず、最後の手段として悪魔に相談するが……


「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。