見出し画像

一生小説に触れていたい

 思い返すと、物心ついたときから、本を読むのが好きでした。
 自分の部屋に、大きな本棚がいくつもあって、置ききれないほど詰まっていました。
 今でも、本屋で爆買いして、積み上げた文芸誌の山があります。
 昔読んだ小説の一節を読むと、その当時の光景が目に浮かびます。
 ちょうど、懐かしい歌を聴いたように。
 小説家としては、文字がデジタル化したので、理論上は、永久に残ります。
 数百年前の作品を読んでも、感動するように、後世に残る可能性があるわけです。
 自分の人生の価値を問うには、物語を作るのも有力な手段です。
 業績などの事実よりも、人生観が色濃く表れます。
 絵画や写真よりも、情緒的な面があります。
 小説を書く行為が、人生を豊かにし、活力を与えてくれます。


「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。