【図解366】忘れ方には「深さ」がある
今回は、noteでのコメントのやり取りをきっかけにできた図解です。
【グラフ型】忘れ方には「深さ」があります。思いついた後、放っておくと時間に合わせて「ド忘れ」→「忘却」とより深い無意識に沈んでいくようです。
「ド忘れ」レベルなら比較的思い出しやすいですが、「忘却」までいくと思い出すのも大変です。大事なことは早めにメモしておきましょう(メモすれば「安心して忘れて他のことに集中できる」というメリットもあります)。
ちなみに、忘却の構造については諸説あるようです。
なお、この図解は
このつぶやきへのton960さんの
この「忘れる」という行為を図解してみましょう?
というコメントして下さったのをきっかけに生まれました。ton960さん、ありがとうございます!
(実は1週間ほどで下書きは書いたのですが、その後ずっと#熟成下書きになってしまっていました。完成が遅くなってしまいすいません)
以下、派生図解やボツ案、下書きなどです。
グラフの背景に色を使わないシンプル版。ただ、シンプルイズベストを身上とする私ですが、この図解の場合は色を使った方が「意識」と「無意識」の境目を表現しやすいと感じたので、あえて色がついているバージョンを完成版として採用しました。
ボツ案。「無意識」の深さを単純な色の違いで表現しようとしましたが、色の種類が増えすぎてゴチャゴチャした印象になってしまいました。
この図解を踏まえ、全体のまとまりを重視して今回は背景を「2種類」の色で表現できるグラデーションを使用しました(個人的には、グラデーションは装飾過多になりがちなのであまり好きではないのです)。
本採用された下書き。「時間とともに段階的に忘れていく」ことが重点的に表現されており、元になったつぶやきとも相性がよく感じたのでこれを選びました。
同じ構図を人の頭の中に入れてみたもの。「頭の中で起こっていること」としてイメージはしやすくなりますが、肝心の「思いつく→忘れる」を表現する部分があまりに小さくなるためボツ
シンプルなプロセス型の図解。時系列を表現するにはいいのですが、「時間とともに深く忘れていく」を表現しきれないためボツ
ピラミッド型で意識と無意識を表現したもの。プロセス型とは逆に「深さ」は表現できていますが、「時間」の要素が表現できないためボツに。
今回は結構色々なバリエーションが思い浮かんで書いていて楽しかったです(掲載しなかった下書きも2,3個あります)。ton960さん、ありがとうございました!