コラム36 2024年同時改定に向けて「生活期・地域リハビリテーション」をマネジメントすること
このコラムは以下のコラムの続きです。
コラム35では回復期リハビリテーション病棟のリハビリテーションをマネジメントすることの必要性を書きました。
◆コラム35 2024年同時改定に向けて「入院のリハビリテーションをマネジメントする」
今回のコラムでは、在宅生活の支援としての生活期や地域のリハビリテーションをマネジメントすることについて書いてみます。
ここで書くことは高齢者の支援だけではなくて、小児量期や精神疾患の領域についても同じようなスタイルで考えるべきだと捉えています。
「厚労省 地域包括ケアシステム 小児」
「厚労省 地域包括ケアシステム 精神疾患」
などで検索すると地域包括ケアシステムという考え方は高齢者だけではないということがご理解いただけると思います。リハビリテーションの対象者は高齢者だけではないので、生活期・地域リハビリテーションをマネジメントするということは、地域で生活するすべての対象者さんのリハビリテーションをマネジメントするということなのです。
依存的な触るリハビリテーションからの脱却
個別リハの時間以外のことを考える(生活のstyleを考える)
多職種連携・多事業所連携のリハビリテーション
情報を共有することへの工夫
などを考慮したリハビリテーションの実施がリハビリテーションをマネジメントすることにつながってくるのではないでしょうか?
依存的な触わるリハビリテーションからの脱却
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