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愛着が湧くから長く使おうと思える。作り手への興味からたどり着いたヤマチクのお箸

ヤマチクのお箸の「使い手」さんの声をお届けするnoteマガジン「竹のお箸のある暮らし」。

「地元に暮らす者として、ヤマチクは誇りですよ。南関町は小さな町ですが、ヤマチクがイベントを開催すると1000人くらいの人が集まり、この日ばかりは町が賑わうんです」

嬉しそうに話くれたのは、ヤマチク本社のある熊本県にお住いの津守 悠暉さん。「ヤマチクのお箸」が食卓に並ぶ、日々の様子を教えていただきました。

出会いのきっかけは、作り手に興味を持ったこと

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もともと、ものづくりが好きだったんです。作り手の想いが込められたものに純粋に興味があって、ものづくりに関連する会社で働いてみたいと求人を探していた時期もありました。

そんな折、見つけたのが「竹の、箸だけ」と掲げた熊本のお箸メーカー「ヤマチク」でした。

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ヤマチクは創業以来58年間竹のお箸を作り続けて、今では日本で唯一純国産の竹のお箸を作れる会社なんですよね。僕は熊本在住でずっと地元で育ってきたのですが、そのとき初めてヤマチクについて知って。

どんな会社なんだろう?とメディアに掲載されている記事や三代目・山崎さんのnoteを読みあさりました。

もう、知れば知るほど惹かれる会社でしたね。

地元でイベントを開催して町に人を呼んだり、お箸の素材となる「竹」の切り子さんを途絶えさせぬよう奮闘したり、主婦目線を持つ社員さんのアイデアで自社ブランドokaeriを開発し海外の有名なデザインアワードで受賞したり────

こんな会社が、地元にあったんだ!と、誇らしい気持ちになりました。

それから箸作りに興味を持ちアルバイトにも応募したのですが、体調を崩し働くのが難しくなってしまって。なのでまずは、使い手として箸作りを応援しようと、日々食卓で愛用しています。

家族それぞれの手にあったお箸が見つかる

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実際に使ってみると、これが竹ならではのお箸かー!と感動しました。箸先が細く、持ち手も軽い。

僕が日常使いしているのは、持ち手の彫刻が味のある『彫刻箸』です。男性の中では手が小さいので、大きいお箸だと持ちにくいんですが、彫刻箸は手にフィットしてご飯が食べやすいです。色と模様のコントラストもおしゃれですよね。

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うちは家族全員ヤマチクのお箸で揃えていて、父は『がんこ箸』を使っています。手が大きくゴツゴツしているからか、太さのあるお箸が好みなようで。

母と祖母は、クネクネしている形が特徴の『きずな箸』が好きみたいです。細すぎず、太すぎず、これが一番使いやすい!と。他のお箸ではあまり見ない、変わった形をしているのもお気に入りポイントのようです。

家族といえど、手の大きさはバラバラですし意外と好みもわからなかったりしますが、ヤマチクならそれぞれに合った一膳が見つかる。そのぶん愛着が湧いて長く使い続けられるのかもしれないですね。

今では友人や親戚にもヤマチクのお箸をプレゼントしています。

ものづくりで地元を盛り上げるヤマチクを応援したい

地元に暮らす者として、ヤマチクは誇りですよ。南関町は小さな町ですが、ヤマチクがイベントを開催すると1000人くらいの人が集まり、この日ばかりは町が賑わうんです。

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自分の好きなものづくりで、地元が盛り上がっている。

ものづくりで地元を盛り上げようとしている会社がある。

そう思うと、応援したくなりますよね。

個人的には、熊本県外の方々にもっと魅力を知ってもらいたいです。今は新型コロナウィルスの影響もあり難しいですが、県外にお住いの方も熊本に足を運ぶ機会があればぜひ、工場の直売所にも行ってみてほしいです。

三代目・山崎さんから接客を受けると不思議なほどに自分にフィットするお箸が見つかるんですよ(笑)。

お箸の魅力と一緒に、地元熊本の良さも感じてもらえると嬉しいですね!

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ご家族みんなでヤマチクの竹のお箸を愛用してくださっている津守 悠暉さん。素敵なエピソードをありがとうございました!


▽津守 悠暉さんとご家族愛用のmyヤマチク箸

●『彫刻箸

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持ち手の彫刻が絶妙に手に馴染む竹のお箸です。
このお箸は、40年以上前、ヤマチクの創業者が試行錯誤の末に生み出しました。その使い心地はもちろん、素朴で味のあるデザインは、時代を超えて愛されるヤマチクのロングセラー商品です。長さ:23cm

新がんこ箸24㎝(食洗機対応)

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「食器洗浄機で洗いたい・・・。」
そんなお客様のご要望にお応えして、ヤマチクのロングセラー商品である「がんこ箸」が、ついに食器洗浄機対応になりました!
太くて頑丈、でも軽い。「がんこ箸」の真骨頂をぜひお試しください。

きずな箸21cm

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【ヤマチク社内デザインコンペ2020 大賞 受賞!】
かつてないかたちのお箸ができました。
でこぼこが、手に絶妙にフィットします。

その名も「絆箸(きずなばし)」

1本ずつ形は違っても、2本並べればぴったりと重なり合う。そんな形が「家族の関係みたいだね」と、そう名付けました。家族みんなで使えるカラーバリエーションをご用意しました。
21cmは小学校高学年のお子様や、手の小さな女性におすすめです。
長さ:21cm塗装:アクリル塗料※食器洗浄機のご利用は避けてください。

▽ヤマチクのお箸って、どんなお箸なの?(ECサイトはこちら)

note記事、竹のお箸の感想お待ちしています!

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#ヤマチク  

こちらのハッシュタグがついた感想・投稿は、ヤマチクスタッフが有り難く目を通して、これからも「竹の、箸だけ。」つくり続ける上での大事な財産にして参ります。

ご感想、お待ちしてます!

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竹のお箸の色や形、作り手である社員の様子やイベント情報などを発信しています。よかったら、のぞいてみてください。フォローいただけるとうれしいです。

●あわせて読んでもらいたい、記事

「ヤマチクが、山崎さんが面白いのは、「言葉」を持ってるんですよね。作り手であり、語り手なんですよ。魂のこもった言葉と一緒に世の中に浸透しているヤマチクのお箸は、このお箸たちは、幸せだろうなぁと」

料理道具専門店「飯田屋」代表取締役社長の飯田結太さんから見たヤマチクの魅力を教えていただきました。

文/貝津美里 写真(箸・料理素材)/津守 悠暉さん

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