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ビジョンを体現して生きていく勇気

THE COACH Academyのプロコース16期(インテグレーションコース3期)のやまちゃんこと小林大和です!

今回、同期のみどりんからの素敵な提案で「夏休みの自由研究」としてリレーnoteをすることになりました
そんな発起人のみどりんのnoteはこちら⇩

最初は育休もあり参加するか迷っていたのですが自分の言葉でこの夏の思い出を残したいなと思って急遽参加しました!
書いてみて自分の想いを言葉にして本当に良かったと思っています

同期のみんなのnoteはこちらから読めます!
ぜひ僕の素敵な同期のnoteも読んでみてください⇩


『ビジョンを体現して生きていく』とは

THE COACHでの学びの中にこんな言葉が出てきます

ビジョンを体現して生きていく
あなたが本来的に持っている願い
恐れや不安からの反動ではなく、その奥にある願い
そこに繋がったビジョンは無理のない自然なエネルギーを生みだす

THE COACH Academyから引用

『あなたが本来的に持っている願い』とはなんだろう
自分が本当にしたいことってなんだろう
「これはしたい!」と思っていることも奥深く見つめていくうちに
実は恐れや不安からくる『願いのようなもの』だったこともあった

過去の成功
将来への不安
周りとの比較
そういったものに囚われているとき
『無理のあるエネルギー』で行動しようとする

『無理のあるエネルギー』を感じながら行動しようとしている時
全然行動が続かない
「朝活するぞ!」「本を今月10冊読むぞ」
そんな行動を立てていた自分に今声をかけるとしたら
「その行動をすることにどんな意味があるの?」
という言葉かもしれない

プロコースの仲間とはガチコーチングやトライポッドなどたくさんコーチングの練習を相互にやってきた中でたくさん自分自身と向き合う時間があった

向き合っていく中で自分の中にあるビジョン(願い)だけでなく
向き合いたくない弱いと思っていた自分
恥ずかしくて人には言いたくない自分の一面
そんなものとも向き合ってきた

『ビジョンを外に求める』から ”迷う”

プロコースのリードであるゆけちゃんと一緒に始めた『十牛図に学ぶ』という本の読書会

そこでは禅についての理解を深めるとともにコーチングに生かせることはないかと隔週集まっていろんな方と読んだ感想や疑問を話し合っています

その『十牛図に学ぶ』にこんな言葉が出てきます

我々が迷うのは外の対象物に心が惹かれ乱されてしまって、本来の自分を見失ってしますからです。
(中略)
それに振り回されてしまうために、本来の自分を見失ってしまう。それが迷いの構造です。

『十牛図に学ぶ』から引用

「自分もあんな風になりたい」
「人から認められる人になりたい」
そう言って自分の外に惹かれ求めてしまう時
自分が本当にしたかったこと
『本来の自分』というものから遠ざかってしまいます

自分は何がしたいのか
『本来の自分』とはどんな存在なのか
プロコースの仲間と一緒に過ごす時間の中で深く考えました

メンターコーチたにちゃんからプロコース中もらった
「大阪のおばちゃん」という課題

セッション中にカッコつけている自分がいた
「THE COACHで学んだことを生かさなければ」
「どんな効果的な問いを投げようか」
「クライアントさんにどんな変化を起こさせようか」
何者かになろうとする
何かを成し遂げようとする
外の対象物に心を惹かれ乱されている自分がいました

だからこそたにちゃんはそんな僕に
「大阪のおばちゃんみたいに」という課題を与えてくれたんだと思う
※人によって大阪のおばちゃんという表現の解釈は異なると思う

そこから「大阪のおばちゃん」のような存在は自分の中にいるのか
そんな探求の旅がスタートしました

セッションの中で好奇心や直感に従ってみる
心に湧いてきた言葉を場に出す
そんなことを同期の仲間とのセッションの中でやらせてもらう中で見えてきたものがあった

それは「大阪のおばちゃん」ではなく
「無邪気な子ども」の僕だった

「どうして〇〇が大切なの?」
「〇〇しなくちゃいけないのはどうして?」
「〇〇って〇〇さんにとってどんな意味があるの?」
自分の中に湧き上がってきた好奇心に従ってクライアントさんとのセッションを楽しむ
それが『目の前のことに目を輝かせる子ども』のイメージにはまった

そのイメージが見えてきた時から
少しずつセッションの中で『迷い』を感じることが減った
『本来の自分』と繋がってきた感じがした

『五目おにぎり』の状態を感じ味わう

いきなり『五目おにぎり』
そうツッコミたくなるような展開ですがこの『五目おにぎり』という言葉も先ほど紹介した『十牛図にに学ぶ』という本に出てきます

五目おにぎりというのは、ご飯と中の具が混ざっています。具とお米は常に一体ですから、具だけ取り出すとか、ご飯だけを取り出すことはできません。それと同じように、我々の普段の心と仏の心は別々に分けて考えることはできない。

『十牛図に学ぶ』から引用

ここでいう『仏の心』は『本来の自分』や『本心』といった言葉に置き換えることができます
普段の心と『本来の自分』の心というのは別々のものではなく分けれ考えることのできないものということです

「そんなの当たり前じゃない?」
そんな声が聞こえてきそうな話ですが
僕自身この『本来の自分=ビジョン』と日々の心が繋がっている感覚は実感できていませんでした

だって『本来の自分=ビジョン』と日々の心が繋がっているのであれば
日々どんなことをしていても
どんな仕事をしていても
その中に自分のビジョンが体現されているはずだからです

「この仕事って自分にとって意味があるのかな?」
「こんな仕事をやっているから自分のビジョンは体現されないんだ」
そんな風に考えているとき
普段の心と『本来の自分=ビジョン』はどんどん離れていきます

僕自身もそう思っていたところがありました
「転職をすれば自分のしたかったこと、やりたかったことができる」
「この仕事をさせてもらえればもっと成長できる」
環境や仕事に自分の『本来の自分=ビジョン』を結びつけているイメージ
これが前の章で紹介した「外の対象物に心が惹かれ乱されてしまって、本来の自分を見失ってします」ということなのかなって思います

では『五目おにぎり』の状態とはどんな状態なのか?
今の自分がそこについて言葉にすると

日常生活の中(掃除や洗濯、食事、片付け、子どものお世話など)や
仕事の中(子どもたちと関わるとき、事務作業をしているときなど)でも
『本来の自分=ビジョン』を感じながら生きていく

こんな言葉になるのかな
どんなことの中にも『本来の自分=ビジョン』が混ざっている
今やっていることも『本来の自分=ビジョン』と繋がっている
そういった感覚を持ちながら生きていく感覚

その中で自分のビジョンとより共鳴するものが見つかった時にそこに向かって歩みを進める
『本来の自分=ビジョン』の輪郭がより鮮明で豊かなものであればあるほど『本来の自分=ビジョン』の引力は強くなる
そして『本来の自分=ビジョン』は他のビジョンにも共鳴し合って広がっていく

『ビジョンを体現して生きていく』勇気

『本来の自分=ビジョン』は五目おにぎりのように自分自身の中に混ざっていて分けることができない
だからこそ『本来の自分=ビジョン』を求める時、外ではなく自分の内側を見つめていく必要がある

そして自分の内面を見つめていく中で見つかったビジョンを体現しながら生きていく
それは日頃の生活のどんな場面にも溶け込んでいる

だからこそ
「ビジョンが満たされていない」
「今の環境では満たされることがない」
という言葉で片付けることができない

『本来の自分=ビジョン』を体現して生きる
他の人やモノ、コトのせいにして生きていけないから
その生き方には勇気がいると思う

何度も周りの環境や人、モノのせいにしてしまいたくなる
特に上手くいかない時
前に進めていないと感じる時
そんな想いが湧いてくる

そのときに『本来の自分=ビジョン』は他のところにあると割り切ってしまえばどれほど楽なことだろうか
そのことから逃避できるなら気持ちが軽くなるだろうか

そして『本来の自分=ビジョン』を体現して生きることは華やかなことだけではない
普段の生活の中にある小さな幸せを感じ
そこに『本来の自分=ビジョン』を感じることだから
とても地道なことだから

目の前の人やもの、ことに向き合って
向き合っている中にビジョンを感じる

たぶん人から見て何かを成し遂げているように見える人はこれまで目の前のことに向き合う中に『本来の自分=ビジョン』を感じながら一歩ずつ歩んできたんだと思う

自分の周りにもそうやって積み上げてきた人たちがたくさんいる
「何者かになる」ためではなく「何かを成し遂げる」ためではなく
目の前の人やもの、ことに向き合う人たちをかっこいいと思う

今ここの 等身大の 『ビジョン』

今の自分のビジョンはなんだろう
誰かと話して
自分でゆっくり感じてみて
見つかったと思えたビジョンでも
新しいものが現れてくる

ビジョンを探求することって難しい
でも何度も向き合っていくことで少しずつ自分に溶け込んでいるものが現れてくる感覚がある

今ここの 等身大の 僕の『ビジョン』

人やモノ、コトと繋がり大きな輪(和)を作る

1人で過ごしているときでも
耳を澄ますと誰かの声が何かの音が聞こえる
自分は1人ではなくいろんな人やモノ、コトと繋がっていることに気づく

繋がりに『気づく』『自覚する』ことで
人やモノ、コトに感謝の気持ちが湧いてくる
その繋がりが増えていつかは大きな輪(和)を描く

そんな『繋がり』を日常の生活の中で感じながら生きていく
これが今の自分の『ビジョンを体現して生きていく』ということ

おわりに

ここに至るまでに多くの人との繋がりがありました

・プロコース16期(インテ3期)の仲間
・リードのゆけちゃん、めいちゃん
・メンターコーチのたにちゃん
・基礎、応用ABで共に旅をした同期、リードのみなさん
・人生を共に探求させてくれたクライアントさんたち
・自分の挑戦を応援してくれたパートナー
・新しく生まれてきてくれた我が子

たくさんの繋がりの中でいろんな自分と出会わせてもらいました
そんな旅があったからこそ『今ここ』に立てていると思います

素敵な出会いをさせてくださったTHE COACH Academyに感謝


ここまで読んでいただきありがとうございました
これまで以上に丁寧にコーチングとクライアントさんに向き合っていければと思っています

そんな僕のコーチングに興味のある方はこちらをご覧ください

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ぜひ繋がってください!


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