今の自分を励ましてくれるのは、過去の自分

（人がどうとかではなく）あなたはどう思ってるの？

自分が本当にやりたいこと、自分って本当はなにがやりたいのか
そもそも、自分はなにものなんだろう

心理学を学んだり、コーチングを知ることで
「あなたはどう思ってるの？」
と何度も問われました

うまくいかない人生で、それをどうにかしようと考えるより
人を幸せにすることで、
自分のことは考えないようにすることで
生きる術を身に着けた私には
言葉がつまる質問でした

選択の基準はそばにいる大事な人がどうしたいかだった

そうか、私はずいぶん小さい時に自分を置き去りにして
他人に依存することで、なんとか生きてきたんだ
そうわかったんです

人生の岐路に立った時
人がこうしたほうがいい、といったとおりにする
あなたが必要だよ、と言われたらすぐにかけつける
私の選択の基準はいつもそばにいる大事な人の言葉でした

自分がどう思っているかなんて
気にしたことがなかった

「あなたは本当はどう思ってるの？」
そんな私にコーチングの先生は
なんどもなんども、我慢強く問いかけ続けてくれました

最初はつらくて、逃げたくなった
人に依存したほうが楽だからです

過去の自分からの主張

でも、ある時気づいたんです
私がいま、何かを始めたら（小さい頃の私が）嬉しそう…
コーチングで先生にいろいろなことを質問されるうちに、
あの時置き去りにした、本来の私がウズウズしてきたのです

「やりたいことあるよ」「楽しいことしたいよ」

昔の自分とバチッと目が合いました。
いまからでも、遅くないか
いや、もしかしたら今がその時なのかもしれない

人から見れば、逃げてきた人生
あきらめて、投げ出して、死んだように生きていた
中身が空の人形のようだった
それでも、周りの人を、関わった人を幸せにしたい
いつか寿命がきてこの人生が終えられる日まで

そんな風に思っていたのですが
今さら方向転換していいのだろうか
今度は、置き去りにした自分への後悔がムクムクと顔を出しました

がんばってきたじゃん

コーチングで過去の自分、兄弟、両親、祖父母と向き合った時
みんな、一生懸命そのときそのときを生きてきたことに気づきました

過去の自分が、いえ親族一同が
その時のベストを尽くしてきたじゃないか
良き良き！
と励ましてくれているように思えました

いま、私は自分がなにをしたいのか
問いかけながら
自分軸で生きる訓練中です
そのたびに、なんだか小さい頃の自分の顔が大人びてくるみたいです
（いや実際の私はもう大人を超えてきているのですが💦）

私と同じような人はきっといるはず
その人に伝えたいです

大丈夫だよ、と

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