見出し画像

【厳選】転職やキャリアを考える人に、最初に読んで欲しい1冊。

こんにちは。Yamaです。
今日は二度目の転職の時に多くの気づきを得られた本を紹介したいと思います。

キャリアの捉え方、コントロール方法が圧倒的に腹落ちできる名著。『苦しかったときの話をしようか / 森岡毅』

USJのV字回復の立役者として知られるマーケターの森岡毅さんの著書。

『働くってどういうことか。自分にとって良いキャリアを選ぶため知っておくべきこと』をテーマに、非常にわかりやすく解説されています。

“「この世界は残酷であり、不平等である。そんな残酷な世界と向き合って、自分はどうやって生きていくのか?その質問に対する一人一人の答えがキャリアである」”

というメッセージを皮切りに、"社会の構造を紐解く"というマーケターならではの視点で、

✅資本主義という社会とその下にぶら下がる業界の構造を元にどうやって年収が決まるのかという仕組み

なぜ職能(スキル)が重要になってくるかの背景

自分の強みを発掘する方法や、3つに分類した上で相性の良い職種の見分け方

自分そのものを、採用側へ売り込むひとつの商品と見立てて、そのブランディング(価値定義)をする『My Brand』の詳しいやり方

森岡さん自身の実経験も交えながら、順序立てて解説されています。

元々この本の出自が、「やりたいことがない」と悩んでいたところに自分の娘に向けて、

「キャリアの考え方」を伝えようとしてまとめたメモがそのまま本になったこともあり、難しい言葉を使わずに読みやすくまとめられている点もオススメする理由の一つです。

転職・就活やのみならず、人生における「キャリアを考える」という行為全てにハマる内容になっており、

私自身、転職後も幾度も読み直して、「キャリアへの意識。スキルフルに働くことの重要性」をリマインドしてもらっています。

また私が提唱している「自己ポートフォリオを作る」という転職に役立つ自己分析アウトプット方法もこの本の「My Brand」が元になっています。


タイトルの「苦しかったときの話をしようか」は、実は書籍の後半にある森岡さんのキャリアの中で最も苦しかったときに、どう向き合い、行動したかというエピソードをまとめた章の部分から来ています。

順風満帆に思えた森岡さんのキャリアの中で初めて思い通りにならず、八方塞がりになったときの様子が苦々しく書かれており、

そこからの奮闘の姿勢は日々、仕事をしながら何かに立ち向かったり、打ちのめされたりする我々にも共感とエネルギーを与えてくれることでしょう。

キャリアそのものの捉え方、自分の軸や強みの見つけ方、その発揮の方向を知りたいといった方に、是非手に取って頂きたい永く活用できる1冊です。

むすびに

「面接は企画書で受かる!」という実体験を元にした『本気で転職成功したい人のための転職術』をまとめたnoteも公開中ですので、是非ご覧ください。


頂いた支援は、多くの人の「働く幸せ」に繋がる コンテンツ作りや磨き込みの源/原動力になります。 ぜひ温かいご支援心よりお待ちしております。