そもそも薬膳とは❹(結局のところ薬膳って何なの?って人へ)
この記事の見出し画像の中をご覧ください。
窓際にチューリップがの鉢が置かれています。
チューリップは日差しを浴びています。
女の子からお水を貰っています。
土からは養分を吸っていることでしょう。
これがチューリップにとっての「薬膳」です。
前回までの3回にわたり薬膳について説明してきました。
かなりざっくりとは言え、専門用語が登場したりもするし難しいイメージを抱いた人もいるかもしれません。もしざっくりではなく、事細かな説明を読んだら尚更やっぱり薬膳って難しいって思われたかもしれません。
今回は、かなりかなりざっくり薬膳とは何なのか説明しようと思っています。
さて、冒頭部分のチューリップの話に戻りましょう。
なぜこれが薬膳なのか。
当然のことながら、鉢に植えられたチューリップが元気に育つには
「適度な日差し」「適度な水」「適度な養分」
が必要です。
(他にも温度とか、例えば根を張れないくらい土が少ないと育たないだろうし・・・とか、元気に育つための条件は色々とあるかもしれませんが)
つまり元気に育つために必要なモノを必要な量だけ摂取することが「薬膳」なのです。
これがもし、以下のような場合だと同じ『日差し・水・養分』を与えたとしてもチューリップにとって薬膳にはなりません。
”お水をたくさんあげた方が育つんでしょ?♪”ってあげまくったら、根腐れして枯れてしまうかもしれません。
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