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人生3度目の入院

屋久島でコロナ感染者が複数確認され、大騒ぎになっている様子を他所に、急性心不全で入院をしています。

過去に2度入院をしたことがあります。

初めは中学生の頃、体育大会の棒倒しの時に誰かと激突をして鼻を折った時。もうひとつはエチオピアで日本人補習校の遠足の行き道で助手席に乗ってた車が橋から真っ逆さまに落ちた事故でケニアの病院に検査入院した時。

懐かしい。病気入院は初めてです。

後から考えたら前兆はかなり前からあったように思います。
昨年末に集落大掃除をした際にやたらと息が切れた。運動不足かとスルーしていました。

3週間程前から、咳が出始め、市販の咳止めを服用も余り良くならない。
正直、コロナを疑ってみたりするが、至って平熱。
典型例な症状は、横になると息苦しくなるのです。その時点では知りませんでしたが、病院に駆け込む前日は息ができなくて一晩中眠ることが出来ませんでした。

夜が明けて、保健所に電話。調べても屋久島町内に循環器科はありませんし、コロナの事があります。症状を話すと小瀬田の診療所を紹介してくれました。

朝一は混むだろうと10時過ぎに到着。比較的新しい、綺麗な診療所です。初診の手続きをしている間、5人程待っている様子。

男の先生です。症状を説明すると、一旦レントゲンとなりましたが、息苦しさの説明をしたら、すぐにMRIに変更になりました。狭いところに押し込められるMRIはキライです。なんて言えるはずもなく、ドーナツに頭を吸い込まれて行きます。ほら、苦しい。てか、そんなに大きな診療所でないのにMRIがあるのってスゴい。

すぐに画像が見れるんですね。
胸部にねっとり光っています。
「水が溜まって、肺に入ってるから苦しい」
そう、その通りです。溺れた感じです。

紹介状をいただき、町で一番大きな総合病院へ。

車を駐車場に停めて、見ると食堂?お年寄りが美味しそうにランチをしているではないか。さすが、大きな病院は違うなー。なんて関心してたら、そこは病院の隣の高齢者福祉施設でした。余計な息を切らしてしまいました。

初めての病院の受け付けをしたのは11時50分頃。「午前中は終わりました」何のことか理解せずに「紹介状もらって来ました」と言うと、「時間外でいいですか」と聞かれましたが、もう、この際待ってられないくらい苦しい。なんせ、10メートルで息切れする中、しなくていいウォーキングまでしたのですから。すぐに受け付けをしてくれて、逆に待ち時間が少なく済んでよかったと思いました。

つづく