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東洋医学っぽ.。o○秋におすすめの食べ物

 秋は五行説において『金』のエネルギーと関連しています。
このエネルギーは肺や大腸を支配するとされていて、秋にはこれらの臓器が活発になります。また関連する病気や不調が起こりやすいとされているため、秋には特に肺や大腸をケアすることが重要とされています。
 
秋は陽の気が弱まり、陰の気が強くなっていく季節。陰陽のバランスが崩れやすい季節なので、乾燥による悪影響や咳、喘息、アレルギー症状が出やすくなるとされています。また大腸の働きが鈍って便秘や下痢の発生率も高まるとされています。
 
季節の変わり目で、体調を崩しやすい季節。そのため、秋には体を温めて免疫力を高める食材が重視されます。秋に摂りたい食材としては、以下の3品になります。
 
①かぼちゃ:9月から11月頃に旬を迎えるかぼちゃ。ビタミンAやカロテン、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれています。これらの栄養素は、肺や皮膚の健康維持に効果があります。また肌や目を健康に保ったり、免疫力の向上や便秘の改善などにも役立ちます。

秋の食卓には欠かせない、定番のかぼちゃ料理は煮物。かぼちゃを蒸してブレンダーでピューレ状にしたものを、牛乳やクリーム、コンソメなどと一緒に煮込んで作るスープも美味しいです。かぼちゃのシチューやパイなど、様々な料理で幅広く活躍する食材です。
 
②栗:秋の味覚として人気のある、栗。ポリフェノールなどが含まれているため、免疫力の向上や便秘の改善、抗酸化作用などが期待できます。
栗を使った定番の料理としては、栗ごはんがあります。炊き上がったご飯に煮た栗を加えて混ぜれば、秋の味わいが楽しめるでしょう。また渋皮を取り除いた後に砂糖や蜂蜜で甘く煮た「渋皮煮」や、栗に軽く切り込みを入れた後オーブンで焼いた「焼き栗」も美味しくいただけます。和洋問わず料理に使われる、秋の人気食材です。
 
③椎茸:スーパーなどで一年中手に入る椎茸は、秋が旬。秋の季節に収穫されるきのこ類の中でも、比較的香りがあるのが特徴。椎茸には旨味成分として、グルタミン酸が多く含まれています。またイノシトールやアスパラギン酸、アミノ酸などの成分も含まれており、これらの成分が相互作用して椎茸の独特の旨味を生み出しています。
また椎茸にはβ-グルカンと呼ばれる食物繊維が多く含まれていて、免疫力を高めたり、コレステロールの吸収を抑える効果があるとされています。

旨味成分を生かして味噌汁や煮物、パスタなどに使うと深みのある味を楽しめるでしょう。軽く洗ってヘタを取った後に、オリーブオイルや塩などで味をつけてオーブンで焼くと、簡単なのに美味しい一品になります。


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