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東洋医学っぽ 夏におすすめの食べ物

年々暑さが厳しくなる夏。
暑さや、湿気による体調不良を防ぎたいですね。

『火』が季節のエネルギーとされる夏では、心臓が最も活発になります。
心臓は血液を循環させ、身体のエネルギーを調整する重要な役割を担っています。
また暑い気候や汗などによって体液が失われやすくなるため、十分な水分補給が重要に。腎臓は水分の代謝を調整する役割があるので、腎臓をサポートすることも重要です。

そのため夏に摂りたい食材として、以下の3品を挙げます。

①トマト:特に7〜8月にかけてが旬の時期であるトマト。サラダに彩りを添えたり、スープやパスタソースなど様々な料理に使われます。
トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があり、がん予防に効果があるとされています。
リコピンは体内の悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化や心臓病の予防に役立ちます。またトマトに含まれるカリウムやマグネシウムといったミネラルは、血圧の調整にも効果があります。高血圧は腎臓の機能低下を招くことがあるため、トマトを摂取することは腎臓の健康維持にもなります。健康維持に欠かせない栄養素を含むトマトは、加熱することでより多くのリコピンを摂取できます。

②ゴーヤ:ゴーヤは夏から秋に収穫され、特に7月頃が旬。この時期には苦みが強く、鮮やかな緑色のゴーヤが出回ります。調理する前に塩を振って下ごしらえすると、苦味が和らいで食べやすくなります。
ゴーヤチャンプルーやゴーヤー酢など、沖縄料理によく使われるゴーヤ。煮物や天ぷら、おひたし、サラダなどもオススメです。
ゴーヤに含まれるカリウムの利尿作用は、余分な塩分や水分を排出してくれて高血圧や心臓病の予防に役立ちます。また豊富なビタミンCや食物繊維は、動脈硬化を防いで心臓病や腎臓病の予防にもなります。

③ひやむぎ:冷たいものが欲しくなる暑い夏の主食には、ひやむぎがオススメ。
ひやむぎには消化を助ける効果と、体内の熱を冷ます作用が期待できます。適量のひやむぎは胃腸の血流を増やし、消化を促進します。食物繊維も豊富に含まれているので、腸内環境を整えて便秘や下痢を防ぎます。注目すべきは炭水化物やたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれていること。特にタンパク質が豊富で、消化に必要なアミノ酸を効率的に摂取できるところが大きな魅力です。


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