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2256文字、文系事象に関する思考が形骸化したり、同議論が矮小化する原因について

2024-4-004

情報や能力や可能性の獲得推奨を、個別性の取り違えが最小の内外事情にしか応じない実存との整合を無視して展開する既存の教育と、
できるできない等の自身の有限性形態を、修正余地のない個別性(その実存)の反映とする被教育者とは、
いらぬ特化に対し鈍感な環境と敏感な主体の関係であり、当然これは、文系事象がいらぬ飛躍を持っているいないの差異に鈍感な環境と敏感な主体の関係の一種です。

つまり、その人が採ってる既存教育との関係は、ある文系事象についてのAさんの現象解釈に含まれてるいらぬ飛躍の有無判断の形骸度を示していて、
既存教育に妄信的な人が文系事象に関する自身の思考に対して覚えるいらぬ飛躍の有無は、

言わば、林檎を数えられないのに蜜柑はできてるつもり的な原理不在の産物であり、
個別性の取り違え最小化の下での抽象化具体化の不十分さを文系的な論理性の欠如とした時の、文系的な論理性を欠いた判断結果でもあります。


もちろん、既存教育に批判的であろうと、獲得喪失に関する発想が同内容であるなら話も同じ
(逆に、先の実存を獲得喪失に先立たせてるなら、例えば、局面次第性に耐えらずにいる思考、
つまり、曖昧状態に踏みとどまれずに踏み込んでしまう短絡性が持ち込まれてる思考は回避できてるはず)ですし、

勝敗を獲得喪失として捉えた場合、外在場の個別性(割り振り原理となるもの)の取り違えである、
ドーピングによる金メダル的な茶番選抜(先の実存の反映でない認識場で為される感情選抜や意見選抜も構造は同じ)に許容的な人は、発想が同内容という事になります。

つまり、獲得喪失に含まれるいらぬ特化への鈍感さは、重視の出所が民主主義であろうと、多様性確保であろうと、議論なり対話なりを重視してるつもりな人や教育が、
文系事象に関する複数の主張の競争状況を、良くていらぬ飛躍を取り除けてない都合の押し付け合いの末の妥協があるだけの、
奪い合い(帰属操作)な内容へと矮小化する有害な誘導の働きを担ってしまう原因です。


なので、存在するのと引き換えとは言えない要素のその存在への帰属を認めない態度の対自己への展開
(内外境界意味する有限の与件性、より確からしいものが取って代わる運動性、この二つだけから成ってる先の実存への志向、

および、生という場の上に立ち上がってる価値体系における生と先の実存とのズレの反映部分を、実態の肥大化部分として扱う処理に等しい)が、
文系事象に関する思考や議論に、あるいは、対教育や対情報に先立ってないと、


通用してる領域の広狭と確からしさとの相関(肯定も否定も保留も、そもそも、知覚からして、依拠せざるを得ない為に誰もが逃げられない第一原理であり、
方法的懐疑はこれを表層次元に限って徹底展開したものなので、内実次元への展開を受容条件とする知性倫理美意識、

当然、表層をぬぐう実態露呈の結果だけで肯定否定しないこれらは、デカルト系譜の否定が前提です)から、
それら思考等は選ばれるに値するだけの確からしさを持たない、そう解する人を増やしましょう。



また、対象を内外性質(例えば、主体の振る舞いを行動原理とその具体化条件)に分けて、
文系的対象については、両者に個別性の取り違え最小化が施されてる場合と実際とのズレを修正余地として扱う、

この主題とそれに臨む自身、という内外関係も同対象と見なす内容(したがって、先の実存から乖離してる部分への修正余地扱いを含む内容)でない知性倫理美意識ないし問題解決(この集積である生)は、
帰属修正の上限に届かない為、それらの産物を真に受けると帰属操作(奪い合い世界の保存)に加担してしまう


(知性も倫理も美意識もより受容に値する状態へと持っていく話に過ぎず、受容に値しない状態が問題状態であり、
この問題状態に関する抽象化具体化が不十分であるなら知性倫理美意識は機能不全と言えて、

問題状態を、先に見た与件性と運動性だけから成ってる状態を帰属修正の上限とした時の、帰属関係の修正余地と言えるものの総体として抽象化し、
そこからの具体的問題の切り出しと切り出された問題に対する解決試みが、個別性の取り違えを最小化した内外性質の統合状態としての自身を具体化条件に展開されてるなら、


その主体には帰属操作の発生についての責任はなく、そうでないなら責任があり、
単なる帰属修正の話でしかない問題を、そう捉えられなくさせるような知性倫理美意識の像を持つが故に、
帰属修正の上限化を論点にできず、疑似問題をこねくり回す事態に陥ってしまい、

内面世界自国社会国際社会といった規模の差異によらず場の本質に合わせ、優勢劣勢有り様に余計な意味を付さないでおくルートを、場の表層に合わせるか場に合わさないかの二択によって埋没させる矮小化、
仮説にとっての改善改悪に相当する作用を伴う具体化精度に関して低精度に縛る、したがって、原理割り出しや差異精緻化についての確からしい原理不在の意味での知性不全の証拠にもなる内在不問外在軽視な対限定への妄信、

帰属修正が先立っているいない、理想を割り引く程度を最小にしつつ現実を成り立たてせる点が紡がれているいない、といった内実差異を無視して、表層形が攻撃的かどうか、安定的かどうかだけで肯定否定する反応の正当化、
先の実存を自他に要求してる有り様から見た要求の過不足、理想を割り引く程度を最小にする現実からの乖離を肯定する内容の存在尊重しか持てない事を意味するこれの保存などが起きる)、こう解する人も増やしましょう。

ご支援の程よろしくお願い致します。