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桜クラファン体験記

初めまして。商店街協同2年の正木萌です。
今回は夜桜ライトアップのクラウドファンディングについてお話していきます。
それでは参りましょう!

1, きっかけは先輩からの奇襲だった

9月30日、私はクラファンをやることになります。同じ商店街協同の先輩からこんなLINEが。

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いや突然だな、てかクラファンってなんだ!??

急いで「クラファンとは」とググったのを覚えています。そこでクラウドファンディングというものの存在を認識。

大学生がクラウドファンディングやるなんてかっけー!!

そう思った非常にちょろい私は未知なるクラファンに挑戦してみることにしました。


2, さらっと概要説明

夜桜ライトアップが始まったのは5年前。当時は東京都観光財団からの資金援助のもとで開催していました。ところが年々その資金援助額は減少。これまでは資金援助+自己資金で工面してきましたが、今年度はそうするわけにもいかなくなりました。

そこでクラウドファンディングに踏み切ることに。

この決定をしたのはNPO法人「国立市観光まちづくり協会(以下かんまち)」で、そこから我々に話が来たというわけです。形としてはかんまちとの共催で事業が始まりました。

ポータルサイト バナー画像


3, 目指せ!150万! 

クラファンの活動としては「使用するサイト決め→サイトに載せる紹介文を考える→リターンの準備→広報活動」てな感じです。

ちなみに今回の目標金額は150万円に設定していました。大学生のガキンチョの私には想像もつかない金額でした笑

当然何も知らない私はかんまちの方との最初の顔合わせ中、終始おどおどしていました。

やばい、なんも分からん、、、話に参加できない。そもそもこんな大人の人と会議なんてしたことないし上手く話せないよ。とりあえず書記役でもやって発言出来ないの誤魔化すか

皆さんも会議で発言したくなかったら書記役買って出るといいですよ笑

そんな感じで不安要素しかない幕開けでしたが、色々教えてもらいながらサイトの内容を修正したりSNSで広報活動したり、準備を進めていきました。

サイトの内容編集はかんまちの方から頂いた草稿をデザイン面でより華やかに、目を引くように、修正しました。

SNSでの広報活動では主にTwitterとInstagramを運用していました。一からアカウントを作成して、フォロワーを獲得するのが意外とムズイ。地道にフォロリクをポチポチと、、。またフォロワーの多い国立関係のアカウントにDMを送って、拡散の依頼もしました。


事務的な作業以外にもいろいろ行いました!自主的に桜の保全活動を行っている方と実際に大学通りを歩いて桜について学んだり、東京新聞の取材を受けたりです。

意外とこういう活動の方が印象に残っていたりするものですね。

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↑実際の記事 https://www.tokyo-np.co.jp/article/83949?fbclid=IwAR0OtQ7wyia8qzJTPJH4eoRfSjzhj37wke9uV4YjH70ePmtybga73qvd70

そんなこんなで準備は何とか終わり、いよいよ支援期間がスタート!準備が終わってもまだまだ不安はありました。

本当に集まるかな、みんなコロナで大変な時期に夜桜にお金払うか!?


しかーし!はい、杞憂でした。

支援期間が始まってからみるみるうちに支援額が増えていき、中には10万円も支援してくださる方が数名いらっしゃいました。

そして設定していた60日間の間で目標金額150万円を突破して107名の方から1,563,000円集めることに成功しました!

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!!FUNDED!!


4, 活動を終えて思うこと

この活動を通じて私が思うことは2つあります。

一つ目は「思っているより周りの大人は優しい」ということです。私がこの活動の中で出会った大人の方々はクラファン&国立の予備知識ゼロの私に知らないことを丁寧に教えてくださいました。

それは大学生だからという甘やかしではなく、「分からなくて困ってそうだから教えてあげる」といういたって普通の優しさです。これをきっかけに私の「大人=厳しい(ビジネス系のドラマに登場する意地悪上司のイメージです)」という固定観念的なものが払拭されました。


二つ目は「一人の大人として認められる喜び」です。活動中のミーティング然り取材然り、一人の大人として、対等な関係で接してくれました。そのことがとても新鮮でうれしかったです。

大袈裟かもしれませんが、これまで「学生」としか見られてこなかった自分が「一人の大人」として認めてもらえたような気がしました。


これらの経験や喜びこそ、商店街協同、Pro-kで活動する醍醐味ではないか思いました!

このnoteを最後まで読んでくれたそこのキミ、一歩踏み出して普通の大学生がやらないこと、私たちと一緒にやってみない??

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