どろんこ村の「地球1個分の暮らし」

渥美どろんこ村(小笠原農園)は自給自足を目指す小さな農家です。 生産・加工・販売・体験…

どろんこ村の「地球1個分の暮らし」

渥美どろんこ村(小笠原農園)は自給自足を目指す小さな農家です。 生産・加工・販売・体験受け入れなどを行なっています。 育てて食べる農の現場から、持続可能な共存する未来に向けて発信します。

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共生する未来へ向かって〜どろんこ村ができるまで〜

牛車で田畑に行き、昼はみんなで煮炊きをする。 それは、60年くらい前までここ渥美半島で普通に見られた、自然とともに働き、地域のつながりの中で生きる暮らしでした。 その後、豊川用水の開通をきっかけに、この地域も農薬と化学肥料を使った大規模生産へと移行し、農の暮らしは失われていきました。 ​ 自分がどう生きるのか。どう社会と向き合うのか。 考え抜いた結果、私はこの地域で一人、農薬や化学肥料を使わない、地域内循環型の農業を貫きました。 周りからは変わり者と言われ続けまし

    • ついにどろんこ村の暮らしがスタート|まりこ

      はじめまして、インターンの原まりこです! 大学の試験が終わった途端、どろんこ村に飛んできました。まだ来て数日ですが、もうどろんこ村に夢中になっています。 自己紹介埼玉出身、東京大学で経済学を中心に学んでいる1年生です。 中学生のときに「経済成長は必要なのか?」という問いを抱いて以来、学生団体の運営、環境系スタートアップでのインターンなど色々な経験をして、環境問題解決への道を模索してきました。 その中で、気づいたら「農業」と「環境問題」が結びつき、もっと農業を学びたい!と

      • どろんこな暮らし|そう

        山梨から6時間、やっとの思いでどろんこ村たどり着きました。。。(誰かも言ってたぞこのフレーズ by さや) 9月いっぱい、どろんこ村でインターンをする中村操(そう)です。よろしくお願いします。 自己紹介東京出身で、山梨の大学に通ってます。 現在、大学3年生で夏休みにインターンをしたいと思い、ネットで「食、農、インターン」というキーワードで調べていたら、どろんこ村のインターン募集にたどり着き、面白そうだったので、応募しました。 大学では、環境教育について学んでおり、住宅街の

        • 2023年夏休みファームステイが終了!そして研修を卒業しました!

          夏休みファームステイが無事に終わりました! 今年は、いつも来てくれる常連の子はもちろん、初参加の子もたくさん来てくれ、特に中高生コースでは4,5年ぶりに成長した姿で帰ってきてくれた子も それから、椙山女学園大学の教育学部の学生さん、ファームステイあがりのボランティアスタッフや、シェアハウスOPTIONの住人、インターン生なども一緒に体験を補佐、盛り上げてくれ、子どもたちはもちろん、学生や若者にとってもお互い学びのある1ヶ月間でした 1日目は・・・ 地球46億年の歴史ロー

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          夏の終わり

          コトン コトトン 本の部屋の屋根に落ちる細葉の赤と緑のかわいい実 夏の終わり頃から楽しんでいたその音も、もう終わり それはもうすぐ冬がやってきますよという知らせ

          夏休みファームステイが終わりました

          こんにちは!研修生のリカです。 だいぶ時が経ってしまいましたが、2022年夏休みファームステイふりかえり! コロナでずっと休止していた2泊3日のファームステイですが、今年は子どもたちと椙山の教育学部の学生との合同開催というかたちで遂に再開! 私もどろんこ村に来て初めて、宿泊ファームステイを運営側として携わせてもらいました。 夏休みファームステイの内容~1日目~ 1日目は「豚のエサやり」 脱穀、籾摺りから考える「お茶碗一杯のお米」 夜は、雲南わかめそうと豚肉のしゃぶ

          夏休みファームステイが終わりました

          2ヶ月のインターンを終えて|Alisa

          こんにちは、アリサです。先週終わったばかりのどろんこ村でのインターンシップについて、今回が最後の投稿になります。 生まれて初めてオーガニックファームで過ごした8週間が、突然終わってしまいましたが、そこで私はどのように変わり、どのような思い出が残り、何を感じたのでしょうか。 私が今恋しく思うもの私が最も恋しいと思う点はいくつかありますが...。 まず、どろんこ村が恋しいです。 毎日、牧場の水や食べ物が安全で美味しく健康的であること、そしてそれに対するオーナーの意識に感謝の

          2ヶ月のインターンを終えて|Alisa

          自給自足に憧れています!|あみ

          山梨から6時間、やっとの思いでどろんこ村たどり着きました。。。 8/11~インターンをする竹内彩笑(あみ)です。よろしくお願いします! 自己紹介新潟県上越市出身、山梨の大学生です。あみちゃんとよく呼ばれています。 今年度1年間休学中で、車で放浪していたところ、さやかさんのTwitterを夜中にたまたま発見し「自給自足」というワードにピンときて勢いで申し込みしてしまいました。 大学では自治体経営論のゼミに所属し、過疎地域の問題解決を目的としたプロジェクトをゼミのメンバーで

          自給自足に憧れています!|あみ

          どろんこ村に来て早2週間|Alisa

          こんにちは、またまたアリサです! オーストリアから2ヶ月間ドロンコ村に来たインターン生です。 2週間が経ちましたが、言葉では伝えきれないほどたくさんの気づきがありました。 仕事も遊びも暮らしも一緒ドロンコ村は仕事と遊び or 趣味が混在している場所です。会社や同僚と一緒に料理を作り、食事をし、昼休みや夜も一緒に過ごすことが多く、仕事以外の話や思い出も作ることができます。 また、この農場は「自然に寄り添う暮らし」の再定義ができる場所でもあります。気が向いたときに山へ行き、レ

          どろんこ村に来て早2週間|Alisa

          どろんこ村インターン生の1日|まなてぃ

          はじめまして、インターン生の谷名真果です!今回の投稿では、どろんこ村でのインターンの1日の様子を紹介します。 *自己紹介現在東京の4年生大学を休学中で、2週間~1カ月ほど日本各地の気になる場所に滞在して回っています☻ どろんこ村で一泊二日の体験プログラムに参加したことがきっかけで、自然と産業と暮らしとのつながりをもっと深く理解したくてインターンをさせてもらうことに。どろんこ村には2週間弱滞在します。 どろんこ村での生活(1日の流れ)8:00 朝ごはん  9時頃から仕事

          どろんこ村インターン生の1日|まなてぃ

          オーストリアからどろんこ村へ!|Alisa

          はじめまして、インターンのAlisaです。私は日本人の母とオーストリア人の父を持つ16歳で、日本とオーストリアの国籍があります。 夏休みを使って日本に来て、2か月間どろんこ村でインターンをします! *自己紹介私は現在、オーストリアの5年生職業系高校の3年生で、日本では高校2年生にあたります。経営学、会計学、ITを中心に勉強しています。また私の学校では「持続可能性」をビジネスにおける重要な要素として捉え、プロジェクトに取り組んでいます。 私の主な情熱は自然です。幼い頃から

          オーストリアからどろんこ村へ!|Alisa

          山羊のはなちゃんはアイドル?

          2015年7月 カフェの庭には5匹の山羊がいる。 一番年上の「はな」が一番お調子者で一番美人である。 ケーキを買いにきたりお茶を飲みにきたお客さんは庭の一角の柵のなかにいるきれいな山羊の「はな」を喜ぶ。 以前の「はな」はどこにいてもお客さんの前に飛んでやって来た。 お客さんはカメラを向けたり、さわったりする。 「はな」は調子に乗って柵の鍵を口で上手に外して柵の戸を開けて外に出る。 「みてみて、私こんなこともできるのよ」前足を高くあげて立ち上がり得意満面である。 お客さんが

          山羊のはなちゃんはアイドル?

          全ては「逆算」!どろんこ村での意識の変化|いわさん

          はじめまして、インターンの永井康太です! 今日は渥美どろんこ村のインターン生として、私がここでどんな仕事や暮らしをしているのかをご紹介します! 自己紹介私は静岡県・浜松市出身で、農業法人に5年半従事していました。 作物は主にブロッコリー、とうもろこしを栽培していました。 「独立して農業を始めたい」という思いから仕事を辞め、愛知県で新規就農を目指していたところ、 移住者向けサイトSMOUTでどろんこ村の存在を知りました。 現地に行ってお話を聞き、自分がこれからどうやって生

          全ては「逆算」!どろんこ村での意識の変化|いわさん

          どろんこ村・暮らしのインターンで学んだこと|しのちゃん

          はじめまして、インターンの池田詩乃です! 今日は渥美どろんこ村のインターン生・第1号として、私がここでどんな仕事や暮らしをしているのかをご紹介します。 自己紹介私は大阪出身で、農業には縁の無い人生を高校生まで送っていました。 その生活から飛び出したくて、高知大学農学部に進学。 農村社会学を専攻し、生産だけではない農業の役割に関心があります。 現在は、休学をして日本全国を旅しながら各地の農業インターンなどに参加させていただいています。 そうした中で、どろんこ村を移住者向け

          どろんこ村・暮らしのインターンで学んだこと|しのちゃん

          どろんこ村で、インターン募集始めます!

          今年から、どろんこ村でインターン生を募集します! その名も「地球1個分の暮らしのインターン」! どろんこ村の育てて食べる暮らしの中で、一緒に働き、学び、考えてくれる若者をお待ちしています。 もちろん、子供のころにどろんこ村に来てくれたファームステイの卒業生もWELCOMEです。 詳しくはこちらの募集ページから! 周りで関心のありそうな大学生・高校生がいたら、ぜひシェアもお願いします! さて、どんな素敵な仲間と出会えるか、今からとっても楽しみです。

          どろんこ村で、インターン募集始めます!

          絵本によせて

          どろんこ村の絵本を出版しました! タイトルは「たべる たべる いのちをたべる」 どろんこ村の育てて食べる暮らしの学びがぎゅっと詰まった“いのちの絵本”です。 農家である私たちがなぜ、絵本を作ったのか。 何が伝えたかったのか。想いを綴りました。 本の内容についてはこちらのnoteをご覧ください。 あとがき私たちは農家です。 畑を耕し種を蒔いて野菜を育てます。 田んぼで稲を育てます。 鶏・豚・山羊を育てています。 それらすべてからいのちをもらって日々暮らしています。