絵本によせて
どろんこ村の絵本を出版しました!
タイトルは「たべる たべる いのちをたべる」
どろんこ村の育てて食べる暮らしの学びがぎゅっと詰まった“いのちの絵本”です。
農家である私たちがなぜ、絵本を作ったのか。
何が伝えたかったのか。想いを綴りました。
本の内容についてはこちらのnoteをご覧ください。
あとがき
私たちは農家です。
畑を耕し種を蒔いて野菜を育てます。
田んぼで稲を育てます。
鶏・豚・山羊を育てています。
それらすべてからいのちをもらって日々暮らしています。
おいしくて楽しくて面倒くさくて効率の悪い暮らしです。
育てて食べるその暮らしが私たちの考える原点です。
日本人の平均的な暮らしを世界中の人がしたら地球は2.9個必要と言われていま
私たちは農家として地球1個分の暮らしを目指しています。
育てて食べる暮らしの現場に、今日もたくさんの子どもたちがやってきます。
ここは他者のいのちをもらっているという現実と向き合うことのできる場所です。
他者とのつながりを感じ、自分一人だけで生きていないという事実を知るところです。
自分が持っている時間と空間の物差しについて、気づき、学ぶところです。
その物差しを使って、あらゆることを考えてほしい。
その物差しを使って、自分自身の意識を見つめてほしい。
そして共存する未来に向けて、自分の行動(いのちの返し方)を選択できる人になってほしい。
子どもたちに託す私たちの願いです。
渥美どろんこ村
小笠原 弘
渡部千美江
絵本の購入はこちら
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