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タカバタケ感想文 ~圧倒的存在感。~


はじめに

私が「Dr.タカバタケと『彼女』の惑星移民」と出会ったのは、結構、前。
※以下、『タカバタケ』とさせていただきます。

ちょうど、創作大賞2024に2作目を投稿し始めた頃のこと。
作者の、PJ様から、スキを頂いたのが、キッカケ。

「お、お初の人だ。」

と、どんな方なのか、覗きに行った。

「な、なんだ、これ!? 圧倒的じゃないか!!」

「小説」のジャンルを超えて、とんでもない「PJワールド」が展開されていた。

衝動的にコメントして、その時に、「感想文を書く」という約束を交わした。

そして、今日。

満を持して、感想文を投稿できる。


もしかして、PJ様は、「応募期間中」の感想文を求めていらしたのかも知れない。

でも、私が感想文を書くことで生ずる、作品や作者への「ゆらぎ」を私は恐れた。

他者からのコメントは、それが評価するものであれ、逆の場合であれ、必ず作者、ひいては作品に影響を与える。

それは、避けたかった。

PJ様の、創作大賞2024に懸ける思いを知ったから。


だから、「〆切後の投稿」とさせていただいた。

それなら、少なくても「創作大賞2024」に与える影響は、ないはずだから。

「私の、他者に対する感想は、まず、PJ様及び『タカバタケ』に捧げる」と決めた。

ゆえに、私は今日まで、誰の感想も書いていない。

本文

ヘッダー画像とイラスト

まず、はじめに目に付くのは、「ヘッダー画像と作中イラスト」の、クオリティの高さ。

「え、これ、もうアニメ化になってるの?? ゲームの二次創作??」
と、一瞬思ったほど、クオリティが高い。

全てのキャラクターが作り込まれていて、どう見ても「プロ」の仕事だなと思ってたら、やっぱりそうだった。そうじゃなかった!

すげー、プロ使えるんだ!!

※ 私もびっくりしましたが、作画をされているriraさんとまくらさんは、
  「プロではない」
  とのことでした!!

  お詫びして、訂正させていただきます!
  その過程で、「制作秘話」を見つけましたので、ご紹介します!
  

この記事で、今後も二次創作やスピンオフなど、「タカバタケワールド」が展開することを知りました!

そして、こちらはそこまでの経緯などを書かれている記事です!

どちらも、要チェックだね!✨✨✨

関係者の皆さま、どうもすみませんでした!


キャラクターの作り込み


登場キャラクターは、多くはない。

でも、一人ひとりの作り込みが、半端ない。
細かいところまで設定がされてるので、物語の中で、全てのキャラクターが生き生きと躍動する。

実在してるかのように。

私は特に、「アンジョー・スナー」がお気に入り。

「あれ? でも選んだヘッダーは、シーだよね?」

まあね。シーも同じくらい、好きだから。


作中曲まである!

読んでると、節目のところに「詩」が書いてある。

なんと、PJ様、作詞作曲もする。
マルチクリエイター。

私は、音楽に関しては全くの素人で、良し悪しはわからないのでコメントは参考までに。

Strange Waltz with SHE

いいよ?

なんか、聞くたびに鳥肌出るんだよねー。
物語のおともに、ぜひ、聞いてみて欲しい。

最初、PJさんの歌声も聞けるのかと思ったけど、それはなかったw

そのうち、プロのシンガーに歌ってもらいかねないな、この人なら、と思ったのを覚えてる。


用語の解説

『タカバタケ』は、恋愛小説なんですけど、舞台は未来の宇宙です。
だから、SFでもある。

と、いうことは、聞き慣れない言葉が、たくさん出てくるわけですよ。

それらを、「作中」で解説してくれる。

私もSFもファンタジーも書いてて、この「解説」に苦労した。
キャラクターの誰かに説明させると、それだけでセリフが「説明臭く」なっちゃうし、字数も増える。

創作大賞は、「14万文字」っていう制限文字数があるから、「解説が必要なほど複雑な設定、造語」は、自然と限られちゃうんですよ。

私は、困りに困って、小説なのに「設定資料」作って誤魔化したんだけど、これ、小説としては、ダメなんじゃないかと思う。

「作品単体」では、読み手は「???」ってなるからね。
だから、エピソードに影響のあるところはキャラに話をさせたけど、やっぱりちょっと間延びした感は否めない。

そのためだけにキャラクター作ったりもしたから、「味は濃くなった」とは思いますけども・・・。


PJ様のは、文章の合間に「アイコン」が入って、「解説」が入るんです。ちょっと小さい字で。あれ、もしかして画像にしてハメ込んでるのかな?

「文字数」として、カウントするのか、しないのか、どうなんだろう?
いつか、聞いてみたいことの一つ。

受賞会場で聞く予定w


年表及び相関図

「ボクメガ」でパクらせてもらいましたw

完成度は、比じゃないけど・・・。

舞台があちこちに飛ぶ場合は、必須だな、と思いました。


『タカバタケ』は「視点」で物語が変わるので、「ん、今、どこだっけ??」となることもありますから、助かります。

きちんと、各話の最後に付いてます。
(私は、「本編まとめ読み」で読んでます。)

つぶやき

PJ様、創作大賞期間中、何度もつぶやかれております。

告知や、支援して下さる方々への感謝の合間に、「悩み」が見え隠れしてます。

「産みの苦しみ」と言いますか、やはり、「何かを生み出す」っていうのは、前例がないので、何かしら「悩む」んですよ。

わかりますー!

「がんばれー!」と思いながら、静観してましたw

理由は後述。


PJ様の魅力

展開力(もしくは発信力)

軽く触れてきましたが、PJ様の魅力は、ずばり、「マルチな才能」です。

文章はもちろんですが、作詞、作曲、そして、それらを展開する「手段」をお持ちになっている。

これは、強い。

そして、それらを駆使して、あらゆる機会を捉えて『タカバタケ』をPRしようとする。

それは、時に「貪欲」とも思えるほどで、一見すると、関係のないようなジャンルにまで及ぶんです。

真似しないとなー、と思いつつ、ようやくXに手を出したばかりの私とは、大違いでございます・・・。

吸引力(もしくは求心力)

もう一つの強み、それが「吸引力」です。

これは、上記「展開力」の賜物でしょう。
イラストのところでも書きましたが、『タカバタケ』のイラストは、全部「プロ級の術者」の手によるものです。

あえて、「技術者」ではないところに、注目。
もう、科学と技術の賜物だけど、一周回って魔法のように感じたので。

「術者」と「術者」の共鳴によって、『タカバタケ』は生み出されている。まさに、「同気相求む」の言葉通り、「術者」同士は惹かれあう。

やはり、仲間は多いほどいい。
あとがきを見ると、どうやら役員経験がおありのようなので、これらの力はその時に培われたものなのでしょうかね?

素晴らしいことだと思います!
これは、他者にない、大きな強みです。

だから、私はあえて、静観したんです。
もうすでに、苦しい時に頼るべき「仲間」を見つけていらしたから。


総合力(もしくは突破力)

結局のところ、ここに行き着くのかな、と思います。

PJ様は、創作大賞2024に『タカバタケ』一本での参加だと思います。
(違ってたらすみません。)

「一本をどこまで突き詰めるか」で勝負してるわけです。

本文、イラスト、音楽、二次創作まで含めて、それらを総合して、一つの作品をどんどん深く掘り進めていく。

これは、勇気がいることだと思います。

noteは、いわゆる「クリック商売」ですから、どれだけ「PV」が稼げるか、が勝負の分かれ目になってくるはず。

普通は、「より多くの人に、浅く広く見てもらおう」として、いろんなジャンルにいろんな内容の物語を出していくのがセオリー。

PJ様は、あえて、真逆で勝負してます。
結果、「コアなファン」を取り込み、そこから伝播していくことで大きく展開していく。

しかも、ジャンルはもっとも熾烈と言われる「恋愛小説カテゴリ」です。
それこそ、海千山千の猛者たちがひしめく、最も過酷なジャンル。

ちょっと、覗いてみたんです。
恋愛小説カテゴリ。

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それぞれ、「note公式」「note編集部」が先頭にいるのであれですが、

圧倒的存在感じゃないか!!

そうです。

これが、正解だったのです。


おわりに


お気付きかと思いますが、私、作品の内容にはほとんど触れておりません。
そこは、ぜひ、皆さまの目で、そして五感で、お確かめ下さい。

その、圧倒的存在感を。

正直なところ、もう少ししたら、嫌でも目にすることになると思いますよ。

その時、「あ!これ、知ってる!」って言えたら、かっこいいはず。たぶん。


ちょっと心配なのは、「ここまで完成している作品」に、あえて手を出そうとする会社があるか、どうか、ってことですかね。

また、それが、PJ様が納得するクオリティとなるか、どうか。

原作を知っているだけに、ファンの一人としても、その辺りの再現度は、イヤでも気になります。


とは言え、そこまで心配はしてないです。

おそらく、PJ様なら、自力で解決なさるでしょう。
もしかしたら、「アニメ制作会社」まで、自前で作っちゃいそうな気がします。

その時は、私の作品も、アニメ化してね!(半ば本気!)


それでは、授賞式でお会いするのを、楽しみにしています!
行けなかったら、すみませんw


お疲れさまでした!!!
そして、素敵な作品(群)を、ありがとうございました!!!



2024.7.24
愛を込めて。
八神夜宵



#創作大賞感想
#PJ
#タカバタケ


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