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私は誰⁉️(9)
小説 私は誰⁉️(9)
妹と名乗る女と、同居する事になった。
昨日は妹と思っていたから、
興奮する事も無かったが、流石に他人の女性と暮らすのは、興奮する。
健康な男性なら、自然であろう。
彼女はどの様な人物であろうか?
何者かに、私の監視役を命じられているのか?
それとも、知らずにその仕事を引き受けたのか?
サッパリ、分からない。
彼女が私に最初に言った言葉を思い出した。
「子供の頃、一緒にお風呂入っていた」
と言っていた。
その言葉が、印象的であり、疑問でもあった。
何故、お風呂?
もしかしたら、彼女の職業は、お風呂に関係する職場か?
期待が大きく膨らんだ、一部も大きく膨らんだ。
(下ネタか。って怒られそう)
此の小説は、官能小説では無いのだ。
あくまでも、サスペンス小説である。コメディーも混ざっているが。
そんな事はさて起き、次の展開を予測して見た。
おそらく、私は何かの秘密を握っていたのだろう。
それは、研究と関係があるのであろうか?
ある組織は、私が秘密を握っていた為に、私に此の部屋を用意し、彼女を監視役にしたのは、秘密を探り出す為か。
だとすると、いずれ私の研究もしくは、私の握っている情報を聞き出しに、ある者が訪れるか、彼女が聞き出そうとするか、どちらかであろう。
相手は、私に危害、暴行を加えた人達だ。
また、この様な部屋を用意出来るほどの、財力を持っている組織だ。
油断しては、いけない。
あちらの、誤算は、私が記憶を失った事であろう。
隣の部屋で彼女は、眠っている。
ここは、感情をコントロールしないと、ご先祖様に申し訳が無い。
絶対に間違いを起こしてはならない。
明日は彼女にもっと探りを入れよう。
と思いながら寝た。、、、、しかし眠れなかった。
私は一体、誰⁉️、。
堅物人間という事は、分かった。
それと、、、、は、分かった。
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