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売れないKindle作家の独り言(32)


32

昔話、おとぎ話を、子供の頃はよく聞かされたものだった。

桃太郎の話は有名ですが、一体あの話は何が言いたいのだろうか?

子供の時は、桃太郎の様な強い人間になりたいと憧れたものだったのだけれど、今 改めて考えると訳が解らない。

桃太郎は鬼ヶ島に鬼を退治に行き、鬼から宝物を取り返す。
その様に物語りではなっているが、今振り返ってみると疑問である。

桃太郎のお供に、犬と猿と雉の三匹を連れて行くのであるが、
どの様に見ても鬼より強いとは思えない。

また三匹とも、きび団子を貰って桃太郎の家来になるのだが、
鬼と闘う代償にしては、余りにも粗末な物である。

桃太郎が鬼から宝物を取り返したとされているが、果たしてそうであろうか?

犬や猿、雉に負ける鬼なのだ。
子供の桃太郎に退治される鬼なのだ!
そんな弱い鬼が、人から宝物を奪う事が出来るだろうか?

むしろ、鬼が持っている宝物を、桃太郎が強奪したと考える方が
理に合っている様に思う。
その様に思うと、鬼が気の毒である。
鬼というイメージだけで、悪者にされ桃太郎に虐められ、
宝物を奪われる。
本当に可哀想だ。

桃太郎の話は一体何が言いたいのであろうか?

これを読んだ人で、桃太郎の話は何が言いたいのか、解る人の
コメントをお待ちしておりますので宜しくお願いします。

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