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スター⭐️ボーン
2024年3月8日 04:25
1廊下から靴音が響く。渇いたいつもの靴音であるが、何故か今日は少し違う音だ。その靴音は私の独房に近づいてくる。それは、恐怖の音。私の部屋の扉が静かに開いた。「松本秀。今日の午後、刑の執行を行う。身の周りの物を片付けておきなさい。」と、静かな声で刑務官に言われる。その声は悪魔の響きにも似た人間の温かさを感じる事が出来ない音であった。覚悟はしてはいたが、いざ刑が執行され
2024年3月8日 08:36
5私の下にはあの憎き刑事がいる。暇なのか、椅子に座って茶を飲んでいる。奴の背中に誰かが見える。俺は天使に訊ねた。「あれが、あいつの守護霊か?」「そうだ、守護霊だ。あんまり良く無い守護霊だな。」「良く無いって、どの様に良く無いのか。教えてくれ。」「あんなのに憑かれると、運は良くはならない。アイツはそのままにして置いても良い人生にはならないよ。あの守護霊と、話してこよう