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台湾では性別で「すべきこと」を決めつけられたりしない(個人の感想)
記事が公開されました
こんにちは。
日経ARIAさんでの連載「台湾の女性は今日も元気に働く」2回目が公開されました。
(1回目は生理の話→「「生理なので」と職場で言えて、堂々と休める台湾社会」)
今回は、「台湾では性別で「すべきこと」を決めつけられたりしないなぁ」という私の気づきについて書きました。個人の感想です。
取材で訪れる企業や官公庁でトップが女性であることも多いし、
訪問先で飲み物を出してくれるのが男性であるということも多いし、
接待でトップに同伴するのは何らかの事業やプロジェクトの責任者であることが多い。少なくとも「お酌などで場を和ませる担当」としてどちらかの会社の女性社員が登場するということはほぼなかったです。
「ジェンダーに関係なく、適している人がその役割を担う」という価値観が浸透しているように、私には思えました。
(もちろん私が関わっている業界とか、世代というのはあると思います。そして、日本もそうなれたらなという思いがあります。ご意見ある方、ぜひ教えてくださいね。)
こんなことを書きました
✦「なぜ台湾では女性が自然に社会で活躍できるのだろう」と台湾人女性に聞いたところ、
「台湾の男性は、女性によって管理されることを恥と思わないからかな?」という返事があったこと。
✦「女性/母親だから〜すべきだ」と言われることがほとんどないこと。
✦逆に「男だからっていつも力仕事を命じられて、キツいんですよね」という台湾人男性の言葉にハッとしたこと。
✦私自身、実の母親から「みんな母親だから我慢している。あなたも仕事に子育てにと欲張りすぎないほうがいい」「仕事より子どもを優先すべきだ」と言われ、苦しみ続けてきたこと。
✦とても優秀な若手台湾人が日本での就職を考えた結果、「当時の日本では“女性は女性らしく振る舞う”ことが期待されていました。私もそのように振る舞っていましたが、次第に自分が失われていくような気がして、怖くなった」と諦めたこと。
なお、台湾人夫が愛用しているフライパン(トップ画像)や、私たち家族のエプロン、台湾人夫が次男を世話している写真も登場いたします。
違う見方、考え方もたくさんあると思いますが、対話のきっかけになればと思っております。
(無料だけど)会員限定記事だから書けたテーマ
「日経ID(日経グループ共通)」に無料会員登録していただくと、全文をお読みいただけます。ちょっと書きにくいテーマ(実の母との関係は特に…許可をもらっていますが、やはり書きにくいですね)でしたが、会員登録制なので思い切って書くことができました。
どうぞよろしくお願いいたします。
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