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「ブルーライト文芸」とは何か?研究

ニュータイプ書評家のケンゴ氏言うところの「ブルーライト文芸」の研究という必要に迫られて、クレハ「鬼の花嫁 運命の出会い」、高橋京一郎「タイム・リープ あしたはきのう(上・下)」を読んでみた。いずれもジャンル担当であるベテラン書店員からの推薦である。業界の識者からのヒアリングをまとめてみると概要は、以下の通り。どうやら世の中は一般文芸よりも、ライト文芸が主流になってきたようだ。尚、本件取材には書泉グランデ様、スターツ出版様にご協力を頂いたことに感謝。


1️⃣ブルーな表紙+ライト文芸(ラノベ=新文芸の一部)の造語
①表紙イラストがエモく、青かオレンジに特化
 ・作家とイラストレーターはコンビ化
 ・表紙の絵で売れ行きが決まる
②ギャルゲー風のヒロイン消失(死・失踪)がエンディング
 ・BL、TL要素は入らない(H要素はない)
 ・映画「君の名は。」、小説「キミスイ(君の膵臓をたべたい)」が原点


2️⃣なろう系〜「小説家になろう」から誕生した作品
①主なテーマ〜「異世界転生系」「主人公最強」「ループ系」「のんびり系」
②作品名が長いのも特徴
③ケータイ小説の流れ
3️⃣3大投稿サイト
①小説家になろう〜独立系
②カクヨム〜KADOKAWA系
③エブリスタ〜MediaDo系
4️⃣主要な出版社(実際には山ほどある)
①スターツ出版〜ケータイ小説系
②メディアワークス〜ラノベ作家動員
③集英社オレンジ文庫
④アルファポリス

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