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認知症のリハビリ(最新情報)のポイント4つ

1、認知症の定義は「アルツハイマー病その他の神経変性疾患、脳血管疾患その他の疾患により日常生活に支障が生じる程度にまで認知機能が低下した状態として政令で定める状態をいう」

2、「認知症疾患診療ガイドライン2017」では、「認知刺激等の認知機能に働きかける非薬物療法や運動療法は、認知症の認知機能障害に対する効果がある」と記載されている。

3、日本リハビリテーション病院、施設協会が2013年度に行った調査では、回復期リハ病棟112病棟のリハ利用者の認知症を有する人数は2265例(32.6%)と報告されており、現在はさらに増加していて、認知症を有する人のリハは避けては通れず、対応の工夫が必須

4、脳活性化リハ5原則に従い、対象者が(その瞬間に)求めていることを楽しく笑顔で行い、褒め合うことで報酬系が賦活してドパミンが放出されて意欲が高まる

5、「認知症だからリハは難しい」と即座に判断せず、リハが対象者に届くように(われわれ自身が、対象者の笑顔、機能改善等の後からの報酬を期待して)根気よく、楽しく笑顔のコミュニケーションを継続することが大切

「認知症の患者さんと関わる際に、一つでも思い出して頂けたら幸いです☺️」


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