山倉ボッサです ボサノバはやりません note #01自己紹介
はじめまして、山倉ボッサです。
シンガーソングライター、ボイストレーナーをやっています。
ボサノバはやりません。髪の毛が天然パーマでボッサボサの
山倉ボッサです。
学生時代その青春をすべて歌にベットした結果、あまり上手に社会に馴染むことができなくなり2社を経て30歳手前で無職となり本格的な音楽活動を開始して「ここから人生の大逆転を狙おう」というすでにチューニングの狂っているキャラクターで今日まで生活してきました、というかいろんな助けを借りながら生活しております。
実は今までもnoteは書いていたことがあったのですが自分の活動の仕方や心境などが大きく変わり、改めてリスタートしようと思いました。
偶然のアクシデントに見舞われこの記事に辿り着いてしまった読者の皆さま、一緒に楽しんでいきましょう。
よろしくお願いします。
ところでなんで会社やめたの?
30歳手前といえばこれから人生をより安定させる方向に意識が変わってきて、お付き合いしている方がいれば結婚などを前向きに考えるタイミングであることでしょう。そんなタイミングで会社を辞めて新たに音楽活動を開始するなんて言い出した時きっと両親は頭の中でガラスが爆散するような音を立ててショックだったのは間違いがないと思います。(ほんとすいません)
大学を卒業後、家電量販店に就職しました。おしゃべりな性格だったので接客で困ることはなくむしろ仕事そのものは楽しかったです。でも鬼みたいな残業が一年目の時点で続いたので
「やっぱ好きなことしよう」
と思いたち3年半働いてコーヒー専門店に転職しました。
コーヒーはもともと好きで産地別の味の違いとか楽しみながら飲む程度には好きだったのでコーヒーに囲まれる生活は天国でした。でも先輩や上司たちとの関係がうまくいかなかったり、後輩たちがすぐリタイアしないような育成方針の構築にあたって僕が実験台として厳し目の指導を受けていたことなどもじわじわとストレスを育んでしまい
「もう続けられない」
と思ってました。そんなとき常連のお客様からのお誘いでBlue Note Tokyoでライブを見ながらディナーする会に先輩たちと共に招待していただき、海外アーティストのプロの演奏を最高の音質で目の当たりにしたその瞬間でした。
「わかっていたじゃないか。本当はこれがずっとやりたかったことだって」
心の中でそんな声が聞こえてきて、翌日辞職する旨を伝えて2019年いっぱいで3年働いたコーヒーショップを辞め、「好きなことのむこうがわ」への一歩を踏み出しました。
どうやってボイストレーナーになったの?
そもそも趣味でカラオケ行ってただけの人間が音楽だけで収入を得られるわけがありませんのでバイトをはじめながらボイストレーニングに通うところから始めました。途中コロナ感染症による一時的なレッスン中断があったものの活動の中でミニアルバム1枚、フルアルバムを活動から2年半でリリースして自分のシンガーソングライターとしての活動を加速させました。
活動しながらかかってくる経費などを計算するたびに
「いくら働いても金が足りない」
なので仕事を増やそうと思った時に経験不問も面接させてくれるミュージックスクールの求人を見かけました。売れてはいないが歌には自信があったので受けてみると即採用。
初めは疑わしかったが働きながら歌の教え方を実際の仕事から学び、今まで教えてもらったことなどを実際にレクチャーしたり、生徒さまに起こった変化を基準に
「なるほど、こうすれば僕ももっとうまく歌えそうだ」
と自分の技術の棚卸しの場としても活用することができています。
結果たくさんの生徒さまを持つことができました。
これが人生で初めての「趣味から仕事になった」の瞬間でした。
これからどうするの?
活動していくうちに気がついたことがありました
・アーティスト活動
・ボイストレーナー
この二つの軸を両立させることの難しさがあります。
ボイストレーナーの方々で自身のアーティスト活動を経験している人はほとんどですが「いまも活動しているか」という視点でみると途端数が減り始める気がします。それはそうです。人に教えることはとても大変なことだと実感しておりますし、アーティスト活動は収入が約束されないですがレッスンは確実に収入に還元されるのですから。
ところが私山倉ボッサは人として大変な欠陥があることに気づいてしまいました。
「自分のことが好きすぎる」
たしかに僕は有名人でもなんでもありませんし、世界一歌がうまいかと言われればそんなことはありません。(ま、上手いですが←)
もうすぐ活動開始して4年になりますが、まだ自分の作る歌が大好きですし、もっといろんな人に聴いてほしいと心の底から思っています。
ここまで来ればただのナルシストですが、えーまーただのナルシストなんですけれども、、、
「会社勤めから本気で逃げれば、ここまでこれる」
とても大切な経験をしてきたと思います。
これからレッスンで歌を上達したいと思ってくださる皆さまのためにも、僕はいちアーティスト、いちボイストレーナーとしてガシガシ活動していきたいと思っております。その上で役にたつ情報や、僕の心を支えてくれたものや出来事を紹介できればいいなと思っております。
最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
次に会うのはnoteか、ライブハウスか。
またお会いしましょう。
山倉ボッサ