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戯言③『雨はおもむろ』

雨はおもむろ
神社 仏閣 訪れて
参道 境内 練り歩く

雨はおもむろ
だぁれもいない その場所で
雨音だけに 耳澄ます


雨はおもむろ
傘たたかれて 快く
伝う振動 心地よく


雨はおもむろ
淀んだ水を 覗き込み
広がる輪っか 面白く


雨はおもむろ
葉っぱと雨が 混じったら
香りさわやか 気持ちよく


雨はおもむろ
滴る雫 舌で受け
甘みと苦み 感じ取る


雨はおもむろ
境内 参道 練り歩き
仏閣 神社 後にする


雨はおもむろ
だぁれもいない その場所を
思い返して 酔いしれる


雨はおもむろ...

雨はおもむろ...

雨はおもむろ...

雨はおもむろ...


※「#雨の日をたのしく」というテーマにかすっていたり、梅雨に近づき雨が降ることも多くなってきているので、僭越ながら投稿させていただきました。

なんとなく思いつきでつぶやいてみた戯言です。

雨が降ったらおもむろに神社仏閣に出向いて、おもむろに五感を研ぎ澄ませたなら、日々の喧騒を忘れておもむろに時間を楽しむことができるかもしれませんし、できないかもしれません。

はっきりと言えることは、ボクは雨の日の神社仏閣が好きですが、晴れた日の神社仏閣も嫌いではありません。と、まぁ、いまさらそんな風に神仏に媚びへつらったところで、業が深すぎるのでご利益なんてありゃあしないと思うのですが、有難いことにもなんとか生きながらえさせてもらっています。

あなかしこ、あなかしこ


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