Y-0+S-1

男三人兄弟の真ん中。 最近、母を亡くして166.666666トンが心にのしかかっている。行き場のない気持ちをどうにか昇華、消化、消火したくて筆を取ることにした。主に父母の介護と看病の記録と母へ捧げる短歌を、べそを掻きながら、恥を掻きながら、時にはケツを掻きながら、書きながらえる。

Y-0+S-1

男三人兄弟の真ん中。 最近、母を亡くして166.666666トンが心にのしかかっている。行き場のない気持ちをどうにか昇華、消化、消火したくて筆を取ることにした。主に父母の介護と看病の記録と母へ捧げる短歌を、べそを掻きながら、恥を掻きながら、時にはケツを掻きながら、書きながらえる。

マガジン

  • ママンに送る詩(うた)

    天国に旅立った母に送る詩。 このシリーズでは、「贈る」ではなく「送る」という漢字を使いました。あちらの世界に行ってしまった母に詩や想いを届けたいという気持ちを込めています。 ※母のことを「ママン」と記載しておりますが、決してそう呼んでいたわけではありませんので、気持ち悪がらないで読んでいただけると幸いです。 なお、「ママン」という呼称は、小説『異邦人』(アルベール・カミュ)冒頭1行目の日本語訳へのオマージュです。ちなみに冒頭をタイトルに使用した以外、同作品と内容は一切関連がございませんので、お含み置きください。

  • 戯言(タワゴト/ザレゴト)

    タワゴトだかザレゴトだかを思いつきで書く。

  • 〇〇はママンの味

    2021年に亡くなった母。そんな母が作ってくれた料理で食べたいと思った「おふくろの味」を書きとめていこうと思います。

  • ママンに捧ぐ五句三十一音

    亡くなった母へ捧げる短歌集。 ※母のことを「ママン」と記載しておりますが、決してそう呼んでいたわけではありませんので、気持ち悪がらないで読んでいただけると幸いです。なお、「ママン」という呼称は、小説『異邦人』(アルベール・カミュ)冒頭1行目の日本語訳へのオマージュです。ちなみに冒頭をタイトルに使用した以外、同作品と内容は一切関連ございませんので、お含み置きください。

  • 一貫性のない自分のための写真集

    一貫性のない自分による、一貫性のない自分のための、一貫性のない写真集。 自由気ままにスマホで撮ったスナップ写真を、自由気ままに加工して楽しんでみようと思います。 基本的に説明文は自分に対するコメントなので、あまりお見せしたいとは思っていません。なので、2回目以降は100円をいただくかもしれません。 写真は観ていただきたいのですが、コメントはなんだか気恥ずかしくて... 矛盾しててスミマセン。 じゃあ、コメント書くなって話があるかもしれませんが、まぁ、そこはいいじゃないですか。 さて、どんな方が買ってくださるのか。それともまったく売れないのか。 あまり期待はせずに楽しませていただこうと思います。 ※あくまでもボクが楽しむためのコンテンツですので、コメントは手前味噌感が満載です。あらかじめご注意ください。

最近の記事

  • 固定された記事

男三人兄弟両親W介護回顧録① ~今日、ママンが死んで30日~

今日はママンの1回目の月命日。 風が激しく吹き荒れる1日だった。 行きつけのショッピングセンターの婦人服売り場を通ると、母の日セールのポスターがやけに目につく。 そろそろ迎える母の日に、今年はママンにプレゼントを贈ることもできないなんて... 正月の時点では予想だにしていなかった。 今後、身に着けることはない物を買うよりも、とりあえずは花だけでもと、ママンが好きだったピンク色のカーネーションを霊前に手向けることにした。 微笑みかけるママンの遺影とは対照的に、大粒の

    • ママンに送る詩㊲『親父のケツを初めて拭いた日』

      親父の調子が悪い 今日、初めて下の世話をした 「お前にこんなことさせるなんて 情けなくて涙が出てくるよ」 これまで散々ケツを拭いてもらってきたんだ そんなこと言うなよな…

      • 戯言㊱『貧しいバカボン大学生』

        昔の話 私立の小学校に行っていたこともあり まわりはお金持ちの子たちが多かった ある日 夏休みが明けて 学校のスポーツクラブに行くと コーチで来ていた大学生に 「夏休みはどこか行ったの?」 と聞かれた 「九十九里浜!」 と元気に答えたら 「そんなとこしか行ってねえのかよ!!」 と笑いながら馬鹿にされた 父と母と兄と弟 家族みんなでおいしいお魚をたくさん食べて 海でめいっぱい遊んで楽しかったはずの九十九里の思い出は それ以来「恥ずかしいもの」になってしまった この前、

        • 〇〇はママンの味①

          2021年に亡くなった母。 こちらのシリーズでは、生前の母が作ってくれた料理でふと食べたいなと思ったものを挙げ連ねていこうと思います。 要はおふくろの味を書きとめていきます。 たまには自分で料理して写真をアップさせていただくこともあるかもしれません。 さて、記念すべき第1回は… 『牛しぐれ』 生姜が効いてて美味しかった またご飯がススムくんでさ 箸がホント止まらないんだよ また食いたかったなぁ…

        • 固定された記事

        男三人兄弟両親W介護回顧録① ~今日、ママンが死んで30日~

        マガジン

        • ママンに送る詩(うた)
          36本
        • 戯言(タワゴト/ザレゴト)
          36本
        • 〇〇はママンの味
          1本
        • ママンに捧ぐ五句三十一音
          29本
        • 一貫性のない自分のための写真集
          11本
        • A詩
          1本

        記事

          ママンに送る詩㊱『限界宣言』

          アナタが逝って約3年が経とうとしています 父、兄、弟、みんな変わらずやっています ボクはアナタが担っていた大きな役割を 必死でこなそうとしてきたのだけど 正直、最近、疲れちゃいました 父の代わりに怒ったり 母の代わりに心配したり 長男の代わりに家族をまとめたり ボクにはできそうもありません 父でもなければ 母でもなく ましてや長男でもありませんので みんなも聞く耳持ちません アナタが背負ってきた十字架は ボクにはだいぶ重すぎました アナタはこの世

          ママンに送る詩㊱『限界宣言』

          戯言㉟『なあなあまあまあ成れの果て』

          なあなあ まあまあ 成れの果て🌋 無理を通して 抑えた道理 ポンポン逆から頭出す🐣 目を背けてた問題や 放っておいた不幸せ ジャブジャブ今にあふれ出す⛲ 長い物には巻かれろと 父さんアンタは言ったけど これがソイツの成れの果て🧣 なあなあ まあまあ 無視してた ツケはこれから さあ大変💦 困ってしまってワーンワンワワン ワーンワーンワワン🐶 【あとがきのような何か】 特に何があったというわけではありませんが、なんとなく思いついたのでつぶやいてみた戯言です。 大変

          戯言㉟『なあなあまあまあ成れの果て』

          戯言㉞『季節外れの夏休み』

          お昼過ぎに 近所の銭湯 時間を使って 身体を洗って 時間を使って お風呂とサウナと水風呂と 火照った身体を 駅前の広場で コンビニで買ったレモンサワーと お気に入りの音楽と むなしく響く政治家の演説と 吹き抜ける風と 帰りを急ぐ人たちと 赤く染まりゆくお空と一緒に 時間を使って クールダウン ダウン ダウン あ レモンサワーを もう一本… あ ついでに フライドチキンも… 【あとがきのようななにか】 完全にととのったのでつぶやいてみた戯言です。 政治家の方は文書交通滞

          戯言㉞『季節外れの夏休み』

          一貫性のない自分のための写真集⑪

          一貫性のない自分のための写真集⑪

          戯言㉝『平和への5つのギモン』

          原爆は大量破壊兵器じゃないの? 当時も使ったら戦争犯罪じゃなかったの? 二酸化炭素じゃなくて核兵器には税金かけないの? お金持ちたちも関連企業に投資はしていないよね? もう二度と使われないよね? 【あとがきのようななにか】 なんとなく、ギモンに思ったのでつぶやいてみた戯言です。 もし、こどもたちにこんな質問をされたら、あまりの世の中の不条理ぐあいに、ボクはきっと答えに窮して涙目になってしまうんだろうなと思います。 こんなギモンさえ浮かばない、核兵器の不要な世界が

          戯言㉝『平和への5つのギモン』

          雑記林②『5月13日に神棚の下の仏壇にお焼香、賛美歌、そしてカーネーション』

          令和5年度 母の日と勘違いした日の 法要だか礼拝だか祈祷だか 母への感謝を表す何らかの儀式 式次第 日時:令和5年5月13日(土)午後1時頃〜 場所:ボクの実家 参列者:ボク おりん お焼香 礼拝(らいはい) 賛美歌『幻の影を追いて』(YouTubeより) 賛美歌『母君にまさる』(YouTubeより) 牧師さんのお話(YouTubeより) 賛美歌『丘の上の教会へ』(YouTubeより) 賛美歌『この世の波風騒ぎ』(YouTubeより) なまんだぶな

          雑記林②『5月13日に神棚の下の仏壇にお焼香、賛美歌、そしてカーネーション』

          雑記林①『生きるということは』

          “生きることは     息をすることと心得たり” 母が亡くなってからまる2年が経ちました。 無事に3回忌を終えることができ、 ボクの心にのしかかっていた重しも 日ごとに軽くなっています。 お気づきの方はほぼいないとは思いますが、 ボクのプロフィール欄に書いてある重さも 当初3000トンだったのが1000トンへと 減りました。 この2年間、いただいたコメントやフォロー、 いいねに瘉され、励まされ、救われた日も 決して少なくはありません。 普段ボクのnoteを読んでくだ

          雑記林①『生きるということは』

          一貫性のない自分のための写真集⑩

          一貫性のない自分のための写真集⑩

          一貫性のない自分のための写真集⑨

          一貫性のない自分のための写真集⑨

          一貫性のない自分のための写真集⑧

          一貫性のない自分のための写真集⑧

          ママンに送る詩㉟『天国の母さんへ』

          母さん 元気ですか? あれから丸2年が経ちました 今日はあの日のことを 色々と思い出していました 体温が下がり続けるあなたを 弟と一生懸命にさすったこと 意識が遠のくあなたに 兄貴が呼びかけたら 返事をしてくれたこと 交代で看病していたけれど 最期は親父が看ているときに 息を引き取ったこと 僕らは全員があなたを通じて コミュニケーションをとっていたから いなくなった後はケンカばっかりでした 今ではぶつかることも少なくなって 少しは成長したよなんて 報告できればと

          ママンに送る詩㉟『天国の母さんへ』

          一貫性のない自分のための写真集⑦

          一貫性のない自分のための写真集⑦