自分が何者か分からなかった話

私はどちらかというとインキャだ。そこはわかっている。

今のご時世インキャ=オタクみたいなイメージがある。しかし、私はオタクではない。そこもわかっている。

じゃあ私は何者だ?インキャだがオタクではない。そんな人は周りを見渡してもわたしくらいだ。

当時、私の周りの人間の種類は、オタク、ヤンキー、頑張り屋の3種類しかなかった(ヤンキー、頑張り屋が陽キャ)。その3種を組み合わせて大体の人間が説明できていた。

どれにも当てはまらない私は、人間を型に当てはめるなんてナンセンスだ!と結論を出すのを回避していた。

しかし、最近になって第4の種類があることを知った。サブカルである。

私は衝撃を受けた!なんて魅力的な世界観!人間!センス!こんな世界があったのか!

私は完全にサブカル系の人間だったのだ。まだ全然詳しくないが、雰囲気がしっくりくる感じがして私はここの人間だとわかった。

現代のサブカルは、ヤンキーやオタクの文化も取り入れながら細々と生存していた(これは正確にはサブカルが死んだということになるかもしれないが)。

それもなかなか魅力的だが、私が本当に好きなのはサブカルど真ん中なのだ。現代では滅多に見なくなったど真ん中のサブカルが好きなのである。

自分が何者かを知れた私は心底安心した。自分を受け入れてくれる場所があるということがとても嬉しかった。

人間を型に当てはめるなんてナンセンスだ!というのは確かにそうだが、自分の好みを探る上で自分が何系の人間なのかを知っておくのはアリだと思う。

と、いうことでこれから私は大好きなサブカルとステキな時間を過ごすことになるだろう。

好きなものがある人生というものがどれだけ素晴らしいことか、忘れないようにしながらこれからの人生を歩んでいきたい。

おわり!

あと欲を言えばサブカル系の友達欲しいなぁ
(1人もいない)

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