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自分に厳しいと他人にも厳しくなる 岩瀬コラム17

他者評価が厳しい人の共通点


みなさんは、ついつい周りの人に厳しく指摘してしまったり、批判ばかりしてしまうということはありませんか?

面と向かって指摘や批判をしなくても、心の中で他者を厳しく評価してしまうという方もいるかもしれません。


私自身も他者評価が厳しい方で、ついつい厳しいことを言ったり、批判してしまうことがあります。


私自身、このような性格を改善したいと向き合う中で、このような方達にはある共通点があることに気づきました。


その共通点は、「自分を厳しく評価している」というところです。







自分を責めすぎていないか?



自分に厳しいとは、アスリートのように日々自分の限界を越えようと追い込むようなことではありません。


自分で自分を認めてあげられていない、自己肯定感の低いような方のことを指します。


もっと勉強しなくちゃいけない
もっと仕事しなくちゃいけない
もっと頑張らなければいけない


など、

常に自分に厳しく、ムチを打つような言葉を自分自身に投げかけてしまいます。


例えば、勉強しなければいけないと思っているのに、テレビを観てしまい、勉強できなかったと自分を責めてしまいます。


そうすると、周りに努力をしていない、勉強していないように感じる人がいた時に、その人に自分を投影させてその人を否定しようとしてしまいます。


このようにして、自分に厳しい人は周りの人にも厳しく評価してしまいます。




私は子どもの頃に、父からよく「自分に厳しく、他人に優しくしろ」と言われてきました。


その言葉によって成長してきた側面もあるので父には感謝していますが、それによって周りの方を厳しく評価してしまう側面もあったと感じます。


もちろん、アスリートのように高い目標があるのであれば自分に厳しくする側面も必要だと感じています。


しかし、自分を認めてあげられなければ、他人を認めてあげたり、優しくすることもできません


自分に甘くなるのではなく、自分を認めてあげることが大切です。







自分に⚪︎をつける



自分自身を責めてばかりではなく、良い部分にはしっかりと⚪︎をつけましょう。


自分に厳しい方は、理想が高く、プライドも高い傾向があると思います。


だから、どうしても理想の自分と比べて自分自身に×をつけてしまいます。


理想の自分ではなく、今の自分、過去の自分と比較しましょう。




先ほどの勉強せずにテレビを観てしまったのを例にすると、

1週間に1度も勉強をしていなかったのに対して、1週間に1度でも勉強していれば進歩です。


それなのに理想の自分は毎日勉強しようと思っているので1回勉強しただけでは×をつけてしまいます。






人間は放っておくと自己否定してしまう生き物のようです。


だから意識して自分を認めてあげることが必要です。


自分自身を認めていくことで、周りの人に対しても良い部分や些細な変化を認めてあげられるようになります。


そうなると自然に指摘する時の口調が優しくなったり、批判することがなくなってきます。



私自身もまだまだ自己否定してしまうことが多いです。
自分を認め、周りに優しく」できるように心がけ日々成長していこうと思います。



お読みいただきありがとうございました。

岩瀬勝覚
理学療法士
JARTA認定スポーツトレーナー



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