新たなる沼
自分には好きなもの、シリーズ、グループ、人、ジャンルが多くある。
その中でもハリーポッターは、映画シリーズが大好きで、1人でUSJのハリーポッターエリアに行ったぐらいには好きだ。
なので「ホグワーツ・レガシー」という1800年代(ハリーポッター達の世代のもっと前の時代)のホグワーツ魔法魔術学校が舞台のゲームが発売されるのはなんとなく知ってはいたが、プレステもニンテンドーも持ったこともない人間なので、ゲームにさほど興味がなく、内容や雰囲気だけでも知れたらいいなーと思って、たまたまみたゲーム実況動画が沼のはじまりだった。
✳︎ホグワーツ・レガシーのネタバレを含む内容になる可能性があるのでご注意を✳︎
そもそも「ゲーム実況動画」というのをあまり見てこなかったので、こんなにもやる人が違うと同じゲームでも印象が変わるんだなという発見もあった。
そしてなんといっても今作で、主人公(プレイヤー)の相棒のような存在になる、セバスチャン・サロウという同級生とのクエスト(ゲームの中でクリアを目指すストーリー仕立てのゲーム)が、かなり沼でした。
結構ゲームを進める上で主人公に与えられる選択肢は多くあるように見えるのですが、セバスチャンのクエストはかなり暗い方向へと誘導されてる感があり、結末もどんなルートを選択してもハッピーとは程遠いエンドを迎えるようになっているようです。
なのでネット上では「セバスチャンのクエストにハッピーエンドバージョンを追加してほしい」という声もチラホラ。
ゲームをやってこなかった人生なので知りませんでしたが、このホグワーツ・レガシーのようにプレイヤーに選択肢が委ねられている系のゲームは、随時ダウンロード(?)アプデート(?)みたいなものが行われて、新しい結末やルート選択が追加されるらしいのです。
ただ幸せやわかりやすいハッピーエンドだけではないというのが、なんとも「ハリーポッターワールド」に通づるものがあり、悲しいけど胸の奥をザワザワさせられるこの感じが、たまらなく懐かしいというか、親しみのあるものであるとも感じていて、ホグワーツ・レガシーというゲームに深みを出しているなとも感じました。
ただやっぱりハッピーエンドがあるなら、それもみたいのは事実
と、少し話がそれました。
自分が本当にいま、沼ってしまっているのは、そのセバスチャンの友達の
「オミニス・ゴーント」という子です。
ゴーント家というのは、純潔主義(人間=マグル生まれの魔法使いを軽蔑している家系)で、さらにハリーポッターの世界で強敵とされるヴォルデモート(トム・リドル)の母方の祖先でもあります。
そんな家に生まれたオミニス。
でもオミニス自身はそんな純潔思想はおかしいと思っていて、さらには虐待ともとれる闇の魔術との出会いで、家族とはかなり溝が深いとのこと。
それなのに唯一の友達のセバスチャンはどんなに止めてもどんどん闇の魔術にのめり込んでいきます。
やめてほしいという気持ちと友達を失いたくないという気持ちから、オミニスはセバスチャンに信頼されている主人公の選択を尊重し始めてしまいます。
優しさもあるのかもしれないですが、人間関係には自信のなさも伺えるオミニス。
「君たちの友情を壊さないために」(ニュアンス)という言葉を使う主人公
それに従うオミニス
うーん、なんか既視感
とずっと思っていて、気づいたんです
ケロロ軍曹とドロロ兵長の関係性みたいだなって。
ま、ちょっと違うけど笑
でも子供のころ、ドロロが好きだったように、トラウマを抱えて「友情」に翻弄されるキャラクターが好きなんだなって。
やべぇな、自分と思いながらも、なんとなく自分にも通じるものがあるから応援したくなっちゃうのかなと思ったり。
とりあえず今、オミニスくんが気になって仕方ないのです。
セバスチャンとオミニスはいつから、どんなふうに仲良くなったのかとか
オミニスの家族、兄弟構成はどんな感じなのか(廊下で話すオミニスは「意地悪な姉たちが…」と話していたという目撃情報も見つけましたが、女兄弟しかいない場合、オミニスは子孫繁栄のために無理矢理結婚させられる未来になってしまうのか)とか
家族とは絶縁状態なのかとか
もっと深く知りたいので、セバスチャンクエスト以外にオミニスクエストもできたらいいなと思いました。
あとセバスチャンとアンとオミニスで楽しそうにしてるとこもみたい!
あとはダンスパーティーの回もほしい!
追加クエストとかルートとかゲームでの最新情報が無理なのであれば、公式で舞台だとか映像化でキャラクターたちの設定を知るのもありです、個人的には!
それくらいの価値がありました。
ここで話していないキャラクターたちもみんな魅力的なので、ホグワーツ・レガシーの世界がハリーポッターシリーズのように拡がっていってほしいなとも思いました(って自分でプレイしてないのにね)
とにかく新たな沼にまた、浸かることになりました
それでは、また🕊
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