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ケアマネに合格した方法⑥~勉強時間帯~

地域を明るくするリハビリテーション専門職の会 大和の岡原です。
当会は、市民活動団体として地域を明るくすることを目的に活動しています。

複数回に分けて、介護支援専門員(ケアマネジャー)、いわゆるケアマネの資格についてお話しています。
私がケアマネにどうやって合格したか私なりのコツをお伝えしたいと思います。

ケアマネ試験成績

前回はケアマネに合格した方法⑤として具体的な勉強スケジュールや勉強時間について伝えました。今回は勉強時間帯についておえします。


勉強は朝やるべし

結論からいうと、勉強は朝にやった方が絶対にいいと思っています。
もちろん家庭の事情などでできない方もいると思います。
前回の記事でも伝えましたが、私は仕事も定時で帰れることはほとんどなく、プライベートも充実させたいのでそこそこ遊んでいました。
ただ、28年間で早起きが続いたことなんて1回もありませんでした。
大学受験も毎日24時~25時まで勉強していました。
なのでケアマネの勉強をし始めた頃は夜勉強していました。
というか朝やるっていう選択肢すらなかったですね。
そんな私でも朝やるメリットを実感してから朝型になりました。
ケアマネの試験が終わってからも、他の試験勉強も朝に勉強して受かってきました。
前置きが長くなりましたが、朝勉強のメリットをお伝えします。

プライミング効果

1つ目はプライミング効果といわれるものです。
目覚めてからの2~3時間が脳のゴールデンタイムと言われていて、最も効率よく情報が吸収できる時間帯です。
プライミング効果とは、前もって受けた刺激が次の行動に影響を及ぼすことをいいます。
例えば朝一番で英語を勉強することにより英語が脳に刷り込まれ、その後の英語学習が定着しやすくなるのだそうです。
起床後に朝日を受けることでセロトニンが分泌され、脳が活性化されることも朝勉強のメリットのひとつです。

締め切り効果

2つ目は締め切り効果といわれるものです。
夜って究極に言えば何時に寝てもいいですよね。
なのただで「もう少しゆっくりしたら勉強しよう」などと思ったらめんどくさくてそのまま寝ちゃいます。
特に意志が弱い私はそうでした。笑
しかし、朝って時間がないですよね。
私の場合8時過ぎには職場に着いていたいので8時前には自宅を出なければなりませんでした。
勉強の終了時間を意識しそれまでになんとしてでもやろうという意識が働きます。
同じ1時間でも夜より濃い集中力が発揮されます。

夜勉強の仕方

では夜に全く勉強しなかったかというとそうではありませんでした。
しかし頑張って仕事をした後って頭働きにくいですよね。
ただ夜勉強も効率よく組み込めるとさらに学習できます。

仮眠をとる

まず、夜勉強のまえに少し仮眠をとってから勉強していました。
長く寝てしまうと目覚めた後かえって眠気が増してしまう可能性があるので、時間は10~15分程度にとどめました。
これだけでも全く異なります。

また、職場でも必ずお昼寝をするようにしました。
NASAの睡眠研究によって、集中力を維持させる科学的な効果が明らかにされており、昼に26分間の仮眠をとると認知能力が34%、注意力は54%向上したと報告されています。
これは午後の仕事のパフォーマンスを上げる意味でも推奨します。

朝勉強と夜勉強を使いこなす

東京大学薬学部教授で脳研究者の池谷裕二氏によると、夜、特に就寝直前に勉強すると、記憶力が高まるとのことです。
日中に得た知識が睡眠中に整理整頓され、長期記憶として定着することは前述のとおりですが、特に眠る1時間前に取り入れた知識は、記憶により定着しやすいとおっしゃています。
なので、夜短時間で暗記する→朝復習するのサイクルをひたすら繰り返して実施していました。

以上のことから私は朝型の勉強に切り替えて、夜の勉強も活かしつつ合格しました。
少しでも参考になれれば幸いです。

次回はケアマネに合格した方法⑦~勉強場所~についてお話します。


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