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【頭の中】自己否定に気づかず病んでしまう理由


メンタルを強くしたい時、よく聞くのが「自分を受け入れる=自己受容」の言葉。
Xでもインスタでもメンタルライフハック系のアカウントは、よく自己受容の大切さを推奨してると思います。


…自己受容、て、何?
むしろ受け入れてるつもりだけど?と私は最初思っていました。

でも全然違った(笑)


周囲の人達に「もっと自分を褒めなよ」「自分に厳し過ぎる」と言われる事があったのですが、その意味にすら気づきませんでした(笑)
「普通に生きてるのにそんな風に見えるの?もっと自分に厳しい人いるでしょ?」という具合に。



何故なら自分の思考は自分にしかわからない自分だけのもの。
思考の癖も、自分に対する声かけも、自分の中で完結しているから他人と比べられないし、偏った思考に支配されていても癖に気づかない。
これがめちゃくちゃ厄介だなぁと。


思考をアウトプットして客観的に見られる場所が現代社会は無いんですよね、きっと。
自分の思考に疑問を持たない。


人は生まれて真っさらな無垢の脳みそから、家族や他人と触れ合う中で思考を形成していくけれど、それは1人1人環境によって異なり、疑問を持たずに自分の思考に沿って生きている。



無意識に出てくる感情と思考に物心つく前から従って生きてて、そこが間違ってるなんて日常生活の中で疑わないですよね。
それを言語化する機会もあまり無い(常に自分の感情を喋ってる人は別だけど)。



そして私は最近やっと気づきました。

メンタル病む人は自己否定してる事にすら気づいていない!


何故なら思考の偏りにすら気づいていないから!
否定が当たり前過ぎて否定的な考えをよく理解していない。


例えば朝寝坊したら「またスマホ見て夜更かししたからだ…治せない…うー…」
家族と言い合いになったら「私がうまく伝えられないからだ…」
もしくは「私がまた家族を怒らせてしまった…」



文にすると自分責めてる、自己否定してる、原因を自分に求めようとし過ぎている、と気づくのですが、頭の中が常に思考に支配されてると否定が当たり前過ぎて気づかない。


毎日何度も自分を責める。
すると鬱になる。
ある日突然仕事行きたくなくなる。
仕事行けないことでまた自分責める。

こんなループができていくのかな、と。


「寝坊しても良い!間に合えば!」
「家族と喧嘩しても良い!自分の意見言えたし!」

これこそ自己受容。
そっから解決策を考えれば良い。

寝坊は、寝る前にスマホを見ることで何を得ようとしてるのか、考えるきっかけになる。

家族との喧嘩は、どうして発生したのか、相手の機嫌が悪かった場合もあるかも知れない。 


全否定して自己完結する方が、多分楽です。改善点を求めなくても済むから(笑)
でも身体の不調が起きるし、人生楽しくない!
否定する方が自分にダメ出して解決方法見つかるかな、と思ったけど違いました。
受容してから答えが見つかる。
受容するとじゃあ次はどうしようかな?と訂正する気力が残る。

自己否定は全て破壊する。
破壊しちゃったらそこで完結で何も残らない。

そんな気がします。
私もまだまだですが。


思考をアウトプットするには書き出すのが1番わかりやすいと自覚しました。
お金に余裕があればカウンセリング受けると客観的な意見がもらえるかも知れません。

責めてる事に気づく事を見られるようになってから自己受容、が正しいルートな気がします。

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