食後の缶コーヒー

銀行員→地方公務員に転職。平成元年世代。物事を複雑に考える癖有り。最近は映画を観て、複…

食後の缶コーヒー

銀行員→地方公務員に転職。平成元年世代。物事を複雑に考える癖有り。最近は映画を観て、複雑に考えた結果のレビューをよく書いている。 主な記事:転職/映画/音楽など

マガジン

  • 映画備忘録

    映画って観ても、そのときすごく考えたり、感動したりしても、すぐに忘れてしまう。だから、備忘録として雑感を書き残す。

  • 人生の記録 ~銀行員編~

    銀行員時代の経験を忘れないために記録していきます。

  • 人生の記録 ~育児編~

    育児にまつわることを記録していきます。

  • 人生の記録 ~就活編~

    主に自分が経験した就活のときのことを記録していきます。

  • 人生の記録 ~過敏性腸症候群編~

    私が抱える過敏性腸症候群(IBS)について記録していきます。

最近の記事

【映画備忘録】LION/25年目のただいま

家族のかたちは一つじゃない。 この映画は、そんなことを感じられる作品で、とても感動できる作品だ。 映画のタイトル「LION」。 でも、ライオンの要素が全然出てこない。 じゃあ、なぜ「LION」なのか。 最後の最後でその意味が分かる。 そういうことかーーー。 このオチは良しとしよう。 でも、邦題よ。 邦題は【LION 25年目のただいま】となっている。 ……結末、分かるやん? タイトル的に会えるやん? そこで裏切りがあるならいいよ。 でも、そのまんまや

    • 『冷静と情熱のあいだ』に憧れて

      僕はあまり本を読まないーーー。 本は嫌いじゃないけれど、好きでもない。 でも、中学生の頃だっただろうか。 ふと立ち寄った本屋で、ある文庫本を手にした。 それが、 『冷静と情熱のあいだ』 当時から、本を読むタイプではなかった。 しかし、この本はなぜか買おうと思った。 理由は「表紙」と「タイトル」。 青い表紙にやけに惹かれ、不思議なタイトルもまた魅力的だったことを覚えている。 内容はよく分かっていない。 それでも表紙の美しさとタイトルの響きだけで、この本を買

      • 【映画備忘録】LIFE!

        以前から気になっていた映画をようやく見た。 この週末、Amazon Primeでレンタル100円セールになっていたのだ。 率直な感想は… 良かった!! 端的に言うと、雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター(ベン・スティラー)が、終刊となるLIFEの表紙のネガが無く、それを探すという映画。 ウォルターの妄想シーンが、劇中でちょこちょこ挟まれる。 また、海、山と自然を目一杯活用したシーンが続く。 そんななか、要所要所でマッチングサイト運営会社から電話がかかって

        • 菜の花 × ナンプラー = 衝撃

          "知り合いの奥さん"がアジア料理のお店を経営している。 先日、その"知り合い"の方に会いに、この店に行った。 台湾料理、タイ料理等々、色んな料理を提供していた。 席に着き、とりあえず飲み物を決める。 お酒は弱いので、飲みやすいシンハーを注文。 次は料理。 知り合い「苦手なものある?」 僕「パクチーはダメ。空芯菜もダメかも。」 アジア料理の店に行っておきながら、僕はエスニック料理や、においが強い食べ物が苦手なのだ。 知り合い「それ以外で苦手なものは?」 僕「

        【映画備忘録】LION/25年目のただいま

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        • 人生の記録 ~銀行員編~
          3本
        • 人生の記録 ~育児編~
          4本
        • 人生の記録 ~就活編~
          3本
        • 人生の記録 ~過敏性腸症候群編~
          2本

        記事

          【映画備忘録】Re:LIFE

          ■あらすじ かつてアカデミー賞を受賞するも、15年間鳴かず飛ばず状態の脚本家キースは破産寸前で妻子にも逃げられる。人生どん底の彼は郊外の大学でシナリオコースの講師を引き受けるが、乗り気でなく不真面目に振る舞う。しかし、真剣な生徒たちの情熱に接するうちに、自身も失いかけていた情熱を取り戻していく。 ■雑感 ヒュー・グラント演じるキースのおちゃらけた、冗談ばかり言っているキャラがなんとも良い。 真面目に出来ない人って時々いるけど、キースはまさにそんな感じ。 ヒュー・グラント

          【映画備忘録】Re:LIFE

          【映画備忘録】シング・ストリート

          かつてバンドを組んでいた僕としては、自分の青春と重ね合わせるかのようにこの映画を観てしまった。 この映画はコナーという主人公が、転校直後にラフィーナという女性に一目惚れをし、組んでもいないバンドをやっていると口走ってしまうところから始まる。 コナーは慌ててバンドを組むことになり、彼女を口説き落とすために頑張って歌を作る。 そして、本当に彼女をゲットする。 最後は彼女との恋に突っ走り、お金もない、あてもない中で、イングランドに向けて船で出発する。 一方、同時平行で描か

          【映画備忘録】シング・ストリート

          【映画備忘録】LA LA LAND (ラ・ラ・ランド)

          ■あらすじ 女優を目指すもオーディションに落ちてばかりのミア。 ジャズが大好きなセブと出会い、恋に落ちる。 しかし、セブが加入したバンドが売れ始めたことによって、二人の関係も崩れ始める… ■雑感 印象に残ったシーンは、ミアが配役事務所から声がかかり、オーディションを受けたシーン。 女優だったおばのことを語り、歌うのだが、その内容にグッと来た。 『おばは私に教えた 少しの狂気が 新しい色を見せると 明日は誰にもわからない だから夢追い人が必要と 反逆者たちよ さざ波を立

          【映画備忘録】LA LA LAND (ラ・ラ・ランド)

          【映画備忘録】ヘアスプレー

          あらすじは割愛して…いきなり雑感を。 人種差別をテーマに描いている映画だが、ミュージカル調だからか、さらりと観れてしまう。 こうしたテーマを扱うときは、どうしても重たい雰囲気になるイメージだが、この映画は良い意味で「軽い」。 歌、ダンス、歌、ダンス、歌、ダンス…と、とにかく歌って踊っている。 歌やダンスには人種なんて関係ない そうやって一つになっていく様に、改めて歌やダンスの持つエネルギーを感じさせられた。 この映画で印象に残っているセリフがある。 トレイシーが

          【映画備忘録】ヘアスプレー

          「好き」という感情を言語化する先に

          あのミュージシャンの音楽が好きだ、とか、 あのブランドの服が好きだ、とか、 クラスのあの子が好きだ、とか、 誰しも「好き」という感情を抱くことがある。 最近、この「好き」という感情を大事にしている。 特に、買い物のシーンでそれは多いかもしれない。 服を買うときに、「第三者から見たらダサいかな?」と思ってしまうことがある。 でも、自分は「好き」だと思って、その服を手に取る。 そうした場合に、最近は 「第三者の目」よりも、「好き」ならいいじゃん! と思う。 お気

          「好き」という感情を言語化する先に

          【映画備忘録】建築学概論

          純粋なラブストーリーの映画はあまり見ないのだが、Amazon Primeを眺めていて、なぜか気になってこの映画を見た。 韓流ドラマなんて見たことない僕が、なぜか気になって韓流映画を見てみた。 ■あらすじ(大雑把) 大学生のスンミンは建築学概論という授業で、ソヨンに出会う。スンミンとソヨンはお互い惹かれあいながらも、ある誤解をキッカケに疎遠になる。 卒業後、建築士となったスンミンのもとに、ソヨンがあらわれ、家を建ててほしいと依頼してくる。 二人は学生時代のことを振り返り、当

          【映画備忘録】建築学概論

          人生で出会った好きな言葉たち

          人生で出会った好きな言葉たちがある。 作り手のものもあれば、周りの人のものもある。 それらをただ、とりとめもなく紹介していく。 人生は掛け算だ どんなにチャンスがあっても君がゼロなら意味がない (326) 一生勉強 一生青春 (相田みつを)   出来ない理由を考える前に、出来る方法を考えてくれ (リコー創始者) 当たり前のことを バカにせず ちゃんとやる (銀行員時代の上司) 0.1秒を争う世界で戦う者が、1分1秒を大切に出来ないでどうする (高校時代の部活の顧問

          人生で出会った好きな言葉たち

          【映画備忘録】世界一キライなあなたに

          ■あらすじ(大雑把) 不慮の事故により四肢麻痺になったウィル。 生活するためにお金を稼ぐ必要があったルー。 そんなルーがたまたま見つけた仕事が、ウィルの介護だった。 最初は心を閉ざしていたウィルが徐々にルーに心を開いていく。しかし、ウィルは事故の後の自分の姿が受け入れられず、自ら命を絶つ選択をすることになる。 ■感想 この映画を観終わった後、複雑な感情が渦巻いた。 悲しく、切なく、決して心暖まるとは言えないエンディング。そんな感情のなかで、愛や死生観について考えさせられた。

          【映画備忘録】世界一キライなあなたに

          【映画備忘録】トゥルーマンショー

          ■あらすじ(大雑把) トゥルーマンはこの映画の主人公で、トゥルーマンの日常生活が24時間365日、テレビで放映されているという、斬新な切り口の映画。何も気にせずに生きてきたトゥルーマンだが、何かがおかしいと徐々に気付きはじめる。彼の人生は全て仕組まれたものであったが、本当の自分の人生を手にいれるところでエンディングを迎える。 ■感想 この映画のメッセージは何なんだろうか…と考えながら観たが、よく分からないまま終わってしまった。 もしかしたら、あなたの人生もトゥルーマンのよ

          【映画備忘録】トゥルーマンショー

          【映画備忘録】はじまりのうた

          ■あらすじ(めちゃくちゃ大雑把) マーク・ラファロ演じるダンはレーベルの創設者であり、音楽プロデューサー。 ダンはキーラ・ナイトレイ演じるグレタの才能に惚れ込み、一緒に1枚のアルバムを制作していくという物語。 ■全体的な感想 音楽好きな人なら、まず間違いなく楽しめる映画だと思う。 最初のグレタが、嫌々ながら観客の前で歌うシーンのバックグラウンドが分かっていき、ストーリーがつながっていく様子が面白い。 アルバム制作のシーンは言うまでもなく面白かった。 そこに、グレタとダ

          【映画備忘録】はじまりのうた

          給料は下がった。それでも僕は転職して良かった。

          そう言い切れる理由はーーー 今年の3月末で、銀行から公務員に転職して丸4年が経つ。 キャリアとしては銀行4年、公務員4年ということになる。 今年の4月からは、銀行よりも公務員のキャリアが長くなっていく。 キャリアとして公務員の方が長くなるにつれ、悲しいかな、銀行時代の知識・経験の記憶は薄れていく。 銀行時代の知識・経験が薄れていくが、それでも僕のビジネスマンとしてのベースは、あくまで銀行で出来上がったものだと日々思う。 銀行時代は本当につらい日々だったが、このとき

          給料は下がった。それでも僕は転職して良かった。

          【映画備忘録】いまを生きる

          ネタバレあり、とか書こうかなと思ったが、昔の映画なのでそんなことは書かないことにしよう。 僕の父親はロビン・ウィリアムズが好きだ。 その影響でジュマンジ、ジャック等、彼が出演している作品を小さい頃から観ていた。 良い映画がないか物色していたところ、彼が出演している 『いまを生きる』 という作品があることを知った。 U-nextが1ヶ月無料キャンペーンをやっているらしく、タダで観ることができるとなれば、観ないという選択肢は無いだろう。 早速観てみた。 一言で言う

          【映画備忘録】いまを生きる