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傷ついてまで笑えるほどわたしたち強くはない

生きていると日々いろんなことがある。本当にいろいろなことがたくさん。たのしいことやかなしいこと。苦しいことやつらいこと。新たな出会いだったり、別れだったり。世の中いろんな人がいる。


そんな中で、心ないことをわざわざ言ってくる人だって存在している。


「なんでそれを伝えようと思ったの?」って疑問に感じることを言われては、わたしたちの反応を見てたのしんでいる人だっているわけで。そして素直に聞き入れないと「あなたのために言ってあげたのに!」って正義感を押し付けては決まって怒ってくる人もいる。

性格がわるい人だと「冗談に決まってるじゃん!」ってバカにしてくる人も存在しているわけで、そんなときは無理をしてでも笑っていないと「え、なにキレてんの?」っとなぜかわたしたちが気付いたら悪者になってしまっている、なんてこともある。

誰も教えてほしいだなんて言ってない。思ってもない。一切なにも。勝手にわたしたちのためって言い聞かせて相手が上に立ちたいだけ。「あなたはなにもできないのだから言うこと聞いてなさい」って抑えつけていたいのでしょう。そしてそれがわたしたちにとってわるいことだったりすれば「味方だよ」なんて思ってもいないことを言うのでしょう。皆の前で冗談と言っては笑いの標的にするのでしょう。そして、笑っていないと空気がわるくなってしまうから、かなしむことはできない。泣くことなんて許されない。もちろん、怒ることだって。


そんなこと、誰が決めたんだ。


あなたたちが傷つくことがあるように、わたしたちだって傷つくことがある。裏では悪口のオンパレードだったとしても、いつだって気付かないふり。聞こえないふりだってした。仲良しのふりだってしてきた。気付いたら嘘が上手くなっていた。心の奥底の傷には気付かないように無視を決め込んだのは、もういつだったかなんてわからなくなってしまった。

そんなときでも、わたしたちはがんばって笑っていた。傷なんて見えてないように、悪魔のような笑顔になんて気付かずに。顔の筋肉が痛くなっても笑っていた。そんな傷つけられたわたしたちにまだ笑っていろと言うのか。

何度も何度も傷ついて笑っていられるほど、人間強くできちゃいない。だから今日から我慢をやめて笑顔という仮面を脱ぎ捨ててみようと思う。そして明日は怒ることをしてみよう。明後日は、傷を素直に受け止めて泣いてみてもいいかもしれない。

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