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音楽におけるパクリ技術の磨き方

 ハロー。X-Rayです。
誰かさんの曲のアイデアを盗んで、
オリジナル曲を作ろうとした時…

・分析する
・キーを変える!
・メジャースケールをマイナースケールに変える!
 (またはその逆)
・リズムを変える!
・ウワモノの楽器を変える!
・割り切って全部真似る

上のどれか一個やるだけでも、
オリジナルっぽく聞こえます。


あなたはオリジナル曲を作ろうと思った時に、
誰かの曲を真似しようとして…
「真似したいけど、思った程良くない!」
「結局原曲と同じになる!!」
「あぁ〜へたこいたぁ〜!」
と、なったりしてませんか?

ちょっとした細工をすれば、
オリジナルな曲を生み出せます。
それはまるで、あたかもオーガニックな
入れ歯の様な感じだ。
そして何を言われても
『そんなのかんけーねぇー』って言えます。

こんなスコアも実は必要ない

▼そもそもパクる事について
 まず初めにあなたに言っておこう。
『完全なオリジナル曲』を作ろうとするな。
そんな物はもう2022年では不可能だ。
残念だが諦めてくれ。
なぜ『完全なオリジナル曲』が作れないかは、
次回の記事で紹介しよう。
話せば長くなるからだ。

 そしてパクるなら、正々堂々とパクろう。
迷わず、そしてためらわず!
これが鉄則だ。
中途半端はわざとらしくなるから、
最もやってはいけないことだ。
 あなたが役者になって、人を殴る
芝居をするとしよう。
殴る瞬間に相手が怪我しないように、
力を抜いて殴ったとしよう。
観ている側は、不自然でわざとらく、
そして見窄らしく見えるだろう。
全く同じ事が音楽に当てはまるのだ。

 やるならやる!やらないならやらない!
それだけだ。

おめーたち、腹はくくったんだろーな

▼その1:分析する

 人の曲を盗むには、当然聴き込んで
分析するところから始める。
もしくは市販のスコアを煙が出るほど見る。
まず真似するには標的の構造の設計図を
明らかにするところからである。

 もし、いちいちスコアを勝っていられない。
コード進行だけ知りたい!と思ったあなた!
そんな時に役立つのが自分の耳です。
つまり『耳コピ』です。
さらに耳コピが苦手!できない!と
言っているあなた!
別記事で、犬でもできる耳コピ術を紹介して
いるので、読んでおくれ。

 標的の構造が分析し、手中に収めたら、
まずは分析した通りに演奏してみよう。
DTMができる人なら、分析した通りに
打ち込もう。

分析や情報収集は音楽制作でも重要なのだ

▼その2:キーを変える

 分析をマスターしたら、正直に全体の
キーを変えてみよう

半音ずつでもいいし、一音ずつでも良い。
高くしても良いし、低くしても良い。
音楽は基本的にあらゆる事が自由だ。
やりたいようにやれば良い。

どうだろう…。
たったキーを半分ずらしただけでも、
標的とは全く違った感情や世界を
感じるだろう

しかもそれぞれのキーで。
後はどのキーにするかはあなた次第だ。

例えば標的が青いイメージだけど、キーを変えたらオレンジっぽくなったり感じたら成功

▼その3:メジャースケールをマイナースケールに変える!
 (またはその逆)

 あなたのファンは、音楽の知識がない方や、
楽器に興味がない人がほとんどだ

だから真似と言われて『キーを変えたんだ!』
と言っても単なるエゴでしかない
そして見窄らしい言い訳に過ぎないのだ。
 なのでキーを変えただけだと、
真似の域から脱出していない!
結局高さが変わっただけだ!
と思ったなら、スケールを変えてみよう
簡単に言うと、暗い曲を明るくして、
明るい曲を暗くするのだ。

たまに明るい曲を暗くしたら、なぜかこれくらい落ち込みたくなるが成功である。

▼その4:リズムを変える!

 もしスケールを変えてしまったが故に
『こんなモノを作るはずしゃない!』
『目指しているモノから外れた!』
と思ってしまったら、スケールは変えずに
リズムを変えてみよう
16ビートだったら2ビートにしてみたり、
どうリズムを変えるかは、あなたのセンスと
あなたの選択です。
そしてリズムを変えると言うことは、
曲の根幹部分を変えると言うこと。
建築物で例えると、地中に埋まっている
基礎をいじるのと同じ。
なので必然とウワモノの立て付けも
ガラっと変わる。
慣れないうちはカオスに感じるだろう。
ただ一つだけ言わせてもらうと、
標的に捉われないこと

題名:慣れないうちのカオス

▼その5:ウワモノの楽器を変える!

 ウワモノとは、簡単に言うとドラムとベース以外のこと。
それ以外は全部ウワモノと思ってもらって良い。

 ファンに似ていると思われてしまう一番の
要因は、コードを演奏している音が標的と
同じ、あるいは酷似だからだ

標的がエレキギターだったら、ピアノにしてみる
シンセサイザーだったら、アコースティックギターにしてみる。
などが例である。
なるべく標的がシンセなど機械的な
楽器だったら、真逆のアナログチックな楽器に
すると良いだろう。
真似から脱出したかったら、楽器のこだわりは
残念だが捨てよう。

こだわりを持てば持つほど、うまくいかない

▼その6:割り切って全部真似る

 おいおいちょっと待て!
それじゃ正真正銘のパクリじゃないか!
って思うだろう。
全部と言う意味が違うのだ。
ある1曲の標的を最初から最後まで
真似るのではない。

イントロ:標的Aからまるまる拝借
Aメロ:標的Bからゴッソリ拝借
Bメロ:標的Cから根こそぎ拝借
サビ:標的Dから骨の髄まで拝借
↑↑
全部キーを合わせてくっ付ける。

これで完成だ。
いいか、オレは標的を選定するのも
あなたのアーティストセンスの一つだと
思っている。
そしてそれぞれをくっ付けるのも
あなたのアーティストスキルだと思っている。
なので、十分あなたのオリジナリティだと思う。
ここで戸惑ってしまったら、確実にバレる。
なので、やるならやる!やらないならやらない!
これに限るのだ。
このパクリ方は普段から聴かないジャンルや、
年代の音楽をどれだけ聴いたかで標的選定センスが出る。
普段から好き嫌いせず、音楽を聴いて、
引き出しを多く持っておこう

引き出しを多く持つのも立派な情報収集である

▼まとめ

 色々言ったが、最後におさらいしよう。

【分析する】
 
まず真似るには、真似る元の立て付けがどうなっているか
探る必要がある。
しっかり分析して研究しよう。

【キーを変える】
 標的からキーを変えるだけでも、世界観や感情が
だいぶ変わるので、標的と差別化の要員になる。
試してみよう。

【スケールを変える】
 メジャーをマイナーに、マイナーをメジャーにして
明るい曲を暗い曲、暗い曲を明るくしてみよう。
雰囲気が違うだけで標的よりだいぶ変わった演出ができる。

【リズムを変える】
 家のウワモノが変わらないなら、土台から変えてみよう。
基礎土台の形が変わればウワモノの形も必然的に変わるだろう。

【ウワモノの楽器を変える】
 こだわりを捨てて、コード進行を担っている楽器を変えよう。
結構気がつかれないものだ。

【割り切って全部真似る】
 とある1曲から全部真似るのではなく、何曲か選んで、
部分ごとに各標的からゴッソリいただき、くっ付けよう。
十分あなたのアーティストセンスだ。
選定するには材料の引き出しを多くした方が良い。
普段から好き嫌いせず色んな音楽を聴こう。

▼最後に

 真似ると言えば聞こえは良いが、音楽では何かと
「パクる」「パクった」とあまり良いイメージでは
ないのが本音である。
しかし、オレは決して悪い事ではないと思う。
「オリジナル曲ってどうやって作ったらいんだろう…?」
と誰でも最初に思うはず。
そんな時は、過去の偉人達から学ぶには、真似て
あなたなりに消化して、作り方を身につけていくのが
最もな近道だと思っているからだ。
つまり、カンニングして答えをさっさと見つけること。
答えの導き方は、あなたなりに考えて決着させれば良い。
 昔からある埋もれた曲を拾い上げて、あなたなりに
消化して、作り上げるのも立派なアーティスト精神だ。
音楽は伝統芸能でもあるからだ。

 この記事の方法を試して、どんな曲ができたか、
どんな曲ができそうかオレにコメントで教えてね👍

▼X-Rayの自己紹介記事

▼X-Rayサイトマップ

▼X-RayオリジナルBGMアルバム【ORANGE】全曲動画

最後までお付き合いありがとうございます。
この記事であなたの音楽ライフがより楽しくなれば嬉しい限り。

今後も音楽、作曲が楽しくなる記事を書いていくので、
スキ、コメントもらえると fuckin' 最高です。
あなたにも嬉しいこと、新しい発見がありますように⭐️
また会おう。
Good Day!!👍👍

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