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日々思う事

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雑記を書いています。読んでいただけると幸いです!
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Frogs II episode 3

内のマンションの303号。
この、こじんまりとした、マンションの1室に、Frogsの4人のメンバーがいた。
「レン、絵は描けたのか??」
タクが、尋ねる。
「あぁ、まぁな、今回の選挙、無所属で、どの政党からの推薦も受けていない、ノリさんと、政権与党他から、推薦を受けてる、対立候補との一騎討ちだ。無所属のノリさんが、勝つには、どうしたら、いいと思う??」
俺が言う。
「ネット選挙、、、Twitter

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Frogs II episode 2

繁華街の雑居ビルの2階。
そこに「M」はある。
エレベーターを降りて、すぐ正面の引き戸を引き、レンとリョウは、店に入る。
「いらっしゃいませ」
ナオの声が響く。
「また、ナオかよ、たまには、ミキに、接客して、もらいてぇな」
リョウが、憎まれ口を、叩くが、リョウは、ナオの事が、好きなのだ。
「ミキは、レアキャラだからね、それに、あなた達クラスには、私で、充分。もう少し、クラス上げてから、言いなさい」

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Frogs episode 4

全員が一斉に動き出して、1カ月半後〜

「レン、どうなった??かなりの額が集まっただろ??カズもタクもテツも皆んな、徹夜続きだったぞ」
リョウが大きな声でまくしたてる。

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Frogs episode 3

都内のこじんまりとした、マンション。
ここがタクの家だ。マンションの前に、俺、リョウ、カズ、テツの4人が揃う。そのまま、4人は無言でマンションのエントランスに向かう。
リョウがオートロックに部屋番号を打ち込む。
静かな時間が流れ、目の前の自動ドアが開く。
「なんだ??居るのか??」
リョウが不思議そうな顔している。
「とにかく、行こうぜ」
カズが足速にエレベーターまで向かい、3階のボタンを押して、

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Frogs episode 2

「5分前か」
誰ともなしにレンはつぶやいて、エレベーターのボタンを押す。
Mは、繁華街の雑居ビルの2階にある。
看板も何も出していないが、知ってる人間からしたら、無闇に知らない人間が来ないのでありがたい。

エレベーターが2階に着き、扉が開くと、目の前がMだ。長い通路などなく、少し歩き、引き戸を引く。
「おう!レン」
リョウの低い声が響く
「おう、全員集合か?」
「あぁ、タク以外な」
「タクは辞め

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Frogs episode1

俺の名前はレン。都内の法律学部に通う大学4回生だ。
特技は何も無い。あるのは平均的な思考と平均的な見た目。そして、常識人である事だけだ。
ここでは俺たちが巻き込まれたある事件について書こうと思う。楽しみながら読んでくれたら嬉しい。

あれは4回生になったばかりのある日。スマホの画面をのぞきながら、いいねボタンを連打していると、突然後ろから声をかけられた。
「おう!また、依頼か!相変わらずだな、法学

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