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【大阪】高島屋史料館はレトロで楽しい


中古パソコンやタブレットを物色しに、日本橋に行ったついでに、高島屋史料館に行ってきました。夫が教えてくれたのですが、無料で、しかも定期的にいろんな展示をやっているのだとか。

まず、建物の入口がおしゃれなフードコートになっているのに驚きました。お酒やコーヒーの飲めるおしゃれなカフェになっていて、天井の高いゆったりした場所で、甘いものも食べれて、買い物で疲れた身体を休めることができます。

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エレベーターで3階に行くと展示室の入り口があって、右側が常設展。左側が特別展です。特別展では、海外に輸出するための染織品の原画がたくさん飾られていました。写真撮影はすべてOK.作者は無名の方々だそうですが、たくさんの素敵なデザインが着物や織物になって、海外に買われていったのですね。

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上品な絵柄も多かったのですが、私が好きなのは動物のものです。すごく、かわいらしかったです。

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たくさんの素敵な絵を見た後は、昔の高島屋の展示を見ました。京都の古着・木綿商から始まった高島屋。今回行った高島屋史料館は、昭和に松坂屋大阪店として建築されたたてものだそうで、設計者は鈴木禎次。アール・デコ風のデザインがところどころ残っています。

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戦前から百均ならぬ、十銭均一ストアがあったことは、井上寿一先生の本にも書いてありましたが、まさかそのポスターがちゃんと残っているなんて。

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外国人向けのポスターは、超シンプルで趣があります。

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カラーのポスターはいまだとなんだか週刊誌の電車の中吊り(死語)みたいな感じにも見えます。

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建物の一部も残されていて、とくに興味深かったのはエレベーター。レトロなデザインがそのまま残されていました。

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昔、朝ドラでやっていたデザイナーのコシノ三姉妹の母の物語『カーネーション』を思い出します。百貨店のエレベーターガールの制服を、自分で着て売り込みにいくシーンはかっこよかったです。

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あと、高島屋のマスコットといえばローズちゃん。歴代ローズちゃんの人形がまとめて展示されているのは驚きました。

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そして、茶目っ気というか、遊び心というかローズちゃんに大黒天バージョンがあったのには驚きました。さすが、大阪ですね。2019年の制作だそうです。

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高島屋史料館:大阪市浪速区日本橋3-5-25 高島屋東別館3階(入場無料)。史料館は東京にもあるらしいので、今度は東京にも行ってみたいです。





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