「コーヒーの世界」vol.5 コーヒー豆選び
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週末の更新はどちらか1日は趣味のコーヒーについて書こうと思います。
今日書きたいのは、先日書いた記事の深掘りになります。
✅豆選びについて深掘りしていきたいと思います。
せっかく、コーヒー豆について書いていくので、そもそもコーヒー豆はどのようにできているかから、説明します。
■コーヒー豆の正体は?
コーヒー豆は、コーヒーノキという名前の植物の果実です。
果実はコーヒーチェリーと言って赤い木の実です。
この赤い木の実を収穫し、皮を剥いて乾燥させたものを焙煎すると、皆さんが知っているコーヒー豆になります。
ちなみに焙煎前のコーヒー豆は緑色です。
この状態で海外からはるばる日本に運ばれてくるのです。
※左側が焙煎前、右側が焙煎後
■産地による味の違い
コーヒーは生産地が限られていて条件が揃わなければ、生産できません。
4つの条件を満たさなければ、生産が難しいです。
✅雨量(年間1,800~2,500ml)
✅日当たり(強すぎず、弱すぎない程度)
✅温度(年平均20°)
✅土質(肥沃で水捌けが良い)
この条件を満たす土地は赤道直下でありながら、標高が高い土地に限られます。
それでは、エリアごとの味の特徴を見ていきましょう。
※一般論なので、同じエリアであっても標高や豆の種類によって異なることがあります。
中南米(代表的な国:ブラジル、グアテマラ、コロンビア)
→最もポピュラーな味、イメージとしてはコンビニのコーヒーです。
非常に酸味と苦味のバランスが取れており、クセがなく飲みやすいです。
アフリカ(代表的な国:エチオピア、ケニア)
→酸味や香りが個性的で果実感が強い味、
コーヒーに慣れていないと酸っぱいと感じるかもしれません
アジア(代表的な国:インドネシア、ベトナム)
→苦味が強く、どっしりとした味、濃い目のコーヒーはアジアの豆が多いです。
チョコレートのような甘味があると書かれていることもあります。
これらの産地を参考に好みのコーヒーを選んでみてください。
■焙煎〜サードウェーブとは?〜
焙煎の概要は前回紹介したので、番外編で少し前に流行ったサードウェーブについて紹介します。
実は、先日紹介させて頂いた川野さんも記事を作っておられたので、載せさせて頂きます。
コーヒーには時代ごとに流行があって、第3波なのでサードウェーブと言われています。(コーヒー好き界隈では流行ではないという意見もあります。)
時代とともにコーヒーの生産者と消費者の距離が近くなり、ブレンドではなく、混じり気がない豆を求めるようになったのです。
サードウェーブの特徴は、主に3点です。
✅単1種の苗木から収穫されたコーヒー豆「シングルオリジン」使用
✅浅煎り(コーヒー本来の香りを楽しむ)
✅ロースターと生産者の「ダイレクトトレード」
これらの特徴を持ったコーヒーショップの代表格が「ブルーボトルコーヒー」になります。
一度、足を運んでいただけると分かると思いますが、アフリカ産の豆を浅煎りにしているので、コーヒーというよりは別のものに感じるかもしれません。
私は酸味が強い果物ジュースのように感じました。
経験としては勉強になったのですが、好き嫌いが分かれる味ではあると思うので、流行に囚われず、好きなコーヒーを飲めば良いと思います。
サードウェーブとは真逆の超特濃なコーヒーもあるので、試してみると世界観が変わるかもしれません。
このカフェはコーヒーを極細で挽き、ネルドリップした後に、ネルフィルターで抽出という限界まで濃くしたものを提供してくれます。
■まとめ
今回、豆選びにフォーカスしながら、流行についてもまとめてみました。
コーヒーは誰かが美味しいと言ったからと言って、自分も美味しいと感じるとは限らないので、色々試してみると面白いと思います!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
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