【完成】モノづくりの第一線で活躍する人々の姿や想いを凝縮した冊子を作成しました!
こんにちは!「モノづくりの街・北九州」から働く人に向けてさまざまなコンテンツを発信している『X-BORDER』(クロスボーダー)です。
このたび、私たちは昨年からnoteで展開してきた連載『相棒録』を再編集して冊子を作成しました!
今回は、この冊子を1人でも多くの人たちの目に触れてほしいとの思いを込めて、note上で展開してきた連載とは一味違う冊子ならではの魅力や制作の背景を中心にお届けします!
《説明》そもそも『相棒録』とは?
皆さんには、仕事をする上で欠かせない道具はありますか?
2023年6月に開始した「相棒録」は、仕事上長年愛用し続ける道具を「相棒」と称してインタビュー形式で発信してきました。
武骨で口数が少ないイメージがあるモノづくりの現場の人たちに対し、自身のこだわりの道具を切り口に話を聞くとどんなエピソードが聞けるのか?
毎回、共通のトピックを聞きつつ、働く意味を身近に考えてもらうことを狙いに現場の人々の姿を追い続けてきました。
Instagramと連動して進めてきた「相棒録」は、「北九州のモノづくりの現場で活躍する人」を対象に2024年3月末時点で計30人にご登場頂いています。
連載を続けるうちに22歳から80歳(いずれも取材当時)まで幅広い世代の方が登場し、今ではX-BORDERを象徴するコンテンツの1つとなっています。
30人もの方に話を聞くと、取り上げる「相棒」やエピソードは十人十色でオリジナリティに溢れています。
ひと口に「モノづくり」と言っても、北九州の街には伝統工芸から最先端の機械加工まであまねく広がっていることを連載を通じて実感してきました。
《背景》なぜ、冊子を作ることに?
note上で発信を続けつつ、冊子作成の話題が挙がったのは2023年末。
X-BORDERチーム内でミーティングをした際、「せっかくインタビューしたものを形あるものとして残せないか?」との声が挙がったことがきっかけでした。
確かに、時間をかけて語って頂いた1人ひとりの想いをnote上での発信だけに留めるのは勿体ないと感じていた時期でもありました。
インタビューの現場は、リラックスして応じる人も居れば、緊張した面持ちで言葉を絞り出す人も居るなど個性が窺い知れる場でもあります。
ただ、いずれの人もこだわりを持ちながら仕事をしていることが共通事項として存在していました。
そうした思いを新たな形で示すことを目的に、noteで発信した内容を再編集する形で冊子の制作に取りかかることになりました。
《制作》完成が近づくほど慎重に…
今回の冊子で掲載対象としたのは、連載を開始した2023年6月から12月にかけて登場した24人。
掲載の承諾を取るためメッセージを送ると、軒並みOKの返事を頂いたことでひとまず安心しました。
一方でチームとして初めての冊子作成だったこともあり、2024年に入って本格化した制作には一苦労がありました。
ページレイアウトの作成や文章の落とし込みを分担して進めていきますが、他の業務と並行しながらの作業だったこともあって最初の原稿が出来上がった頃には既に1月を終えようとしていました。
さらに文章表現の統一やレイアウトの微調整を進めると、確認するたびに新たに変更が必要な部分が目についてきます。
何度も修正を繰り返してようやくサンプルを試し刷りしますが、思い通りの仕上がりとならず用紙を変更して再度発注をすることもありました。
慎重に慎重を重ねながらの制作となりましたが、完成の目途が立つようになった頃には既に3月に入っていました。
《完成》働く人達の姿や想いが凝縮した1冊に
幾度も修正を重ねてようやく完成した冊子版『相棒録』ですが、この1冊には北九州のモノづくりの現場で働く人達の姿や想いを凝縮させました。
その一例として、収録した内容のタイトルを一部紹介すると…
冊子に登場する「相棒」もこだわって選び抜いた工具、手づくりの職人道具、最新鋭の工作機械…など、連載を始めた頃には想定していなかったモノが次々と登場して多彩な顔触れとなっています。
苦心して作り上げた冊子内部のレイアウトは、黒を基調とした仕上がりに。
「鋭さ」や「渋さ」を体現した落ち着いたデザインとなりました。
文章もnoteで公開した内容をそのまま転載せずに再編集して構成しているため、読んだ後の印象もひと味違ったものになっています。
《配布》北九州市内を中心に各所で入手できます!
今回、初めての試みとして冊子を作成しましたが、これから北九州市内の各所でフリーペーパーとして配布を予定しています。
投稿時点(2024年4月)では、以下の場所で設置を予定しています。
設置場所にはスタンドを設けていますので、「相棒録」と記されたPOPを目印に手に取っていただけますと幸いです。
「北九州を訪れる機会がない…」という方にも、是非ご覧頂きたいと思っています。
noteアカウントと連動して展開しているInstagramのアカウントにDMを送って頂いた方に郵送でお届けいたしますので、メッセージお待ちしています!
当初は「どれだけ続けられるか…」と綱渡り感覚だった連載『相棒録』ですが、noteでは今後も定期的に発信を続けていきます。
今回の冊子とともに、北九州のモノづくりの現場から送り出される十人十色のストーリーをこれからもお楽しみください!
▼『相棒録』の連載ページ
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?