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「『いい会社』はどこにある?(渡邉正裕)」#読書
「ワークライフバランス」は、生涯を通してバランスがとれていたらいいのであって、ハードワークするのも悪くない。
問題は、「する」のか、「させられる」のか。
『いい会社』を見つけるための12の条件──
【条件1】年齢に関係なく仕事を任されるか
【条件2】自律的に仕事内容を選択できるか
【条件3】専門能力が身につくか
【条件4】内外で多様なキャリアパスを描けるか
【条件5】労働負荷が自分にとって適度
「行動経済学BEST100(橋本之克)」#読書
行動経済学を学ぶと、人間の思考のクセに気づくことができ、自分の行動や考え方をよりよいものに誘導できる。
頑張るのではなく、そういう状況に身を置くことによって、自然と良い方向に進む。
他者への理解も深まる。
そして何より、人の不合理さが面白い。
「グローバル メガトレンド(岸本義之)」#読書
10の社会課題について、わかりやすく書かれており、ビジネスチャンスを探り、ビジネスで地球と世界の未来を救う、若き起業家たちへの希望の書。頭の中が整理でき、何より学生に読んでもらいたい。
①地球温暖化と環境問題
②有限な天然資源をどう活かすのか
③人口問題と少子化・高齢化
④移民とメガシティ化という人口移動
⑤所得格差は解消するのか
⑥ビジネスのグローバル化がさらに進む
⑦国家間のパワーシフトが進
「世界は贈与でできている(近内悠太)」⑥#読書
『現代に生きる僕らは「意味の欠如」を恐れる。ダイレクトに贈与の意味を求める』
自分の仕事は人の役に立っているのか、誰かに喜んでもらえているのか、自分の存在に意味があるのか不安になる。
それで悩んだりもするのだけれど・・・・
『「仕事のやりがい」「生きる意味」の獲得は、目的ではなく結果』
「世界は贈与でできている(近内悠太)」⑤#読書
『「君の好きなとこの不合理」長所をいくつか述べた後に一見ネガティブな特徴を挙げる。それを含めて、そこに愛が示されている。ひたすら合理的な理由だけを列挙するほど、愛のメッセージから遠ざかる』
ビジネスの世界と似ている?
合理性で組立てたビジネスモデルに、不合理な要素を加えることで、他社から真似されない、その企業ならではのビジネスモデルになる。
「世界は贈与でできている(近内悠太)」④#読書
『この世界は、安定とは真逆の、ぎりぎりの均衡を保ち、かろうじて昨日と同じ様な今日がくる』
当たり前の日常は、当たり前じゃないということ。今を全力で。
『現代に生きる僕らは、何かが「無い」ことには気づくが、何かが「ある」ことには気づけない』
「世界は贈与でできている(近内悠太)」③#読書
『贈与は差出人の意図にかかわらず、受取人に一方的な負い目を与える』
『僕らがつながりに疲れ果てるのは、相手が嫌な奴だからではない。「いい人」だから疲れ果てる』
確かに、少しだらしないくらいの人の方が「愛されキャラ」なのは、そのためかもしれないですね。
「世界は贈与でできている(近内悠太)」②#読書
『欺瞞さえなければ、相当ひどい親であっても子どもを追い込むことはない』
仕事でも、グレーゾーンだなと思うことを指摘されてもイエローカードだが、それを隠蔽していたらレッドカードになる。
「あなたのためを思って言っている」ということほど嘘くさいものはないと思っていたが、今の仕事では、ほんとうに学生のために頑張れるので嬉しい。
「世界は贈与でできている(近内悠太)」①#読書
『「贈与の原理」を知ることで、僕らは世界の成り立ちを理解し、大切な人たちと出会い直すことができる』
受取ってくれる人がいるから頑張れる。
『無益で希望のない労働ほど恐ろしい懲罰はない』
『贈与の受取人は、その存在自体が贈与の差出人に生命力を与える』
「ホモ・エコノミクス(重田園江)」⑤#読書
『緑の革命(農業近代化)は、農村の自然資源に再生不可能なほどのダメージを与えつつ、そこから収奪したものを都市へと移転させ、都市人口を増やし、都市民の生活を豊かにするために消費させた』
先進国主導の脱炭素政策と同じ。自分たちは、どんどん石炭や石油を燃やして近代化してきたのに、後進国にはそれを規制する。温暖化による異常気象で犠牲になる多くは後進国だし。
「ホモ・エコノミクス(重田園江)」④#読書
『緑の革命(農業近代化)』
高収量はまやかしで、在来種が持つ周囲の環境との多様で複雑なつながりを断つことで生じる負の効果を算入していない。
つまり、単一品種大量栽培がもたらす社会的な費用を無視している。
「ホモ・エコノミクス(重田園江)」③#読書
『「公正世界仮説」ひどい目に遭うのは、きっと被害者も悪いのだと言い聞かせて、理不尽な暴力から目を逸らす』
人生は人間の行いに対して公正な結果が返ってくるものであるというバイアス。
人間が不透明な未来への恐怖心を克服するためのものであるが、過度な自己責任論や被害者叩きといった現象が起こることもある。
「ホモ・エコノミクス(重田園江)」②#読書
『現在の日本の大学の窮状は、少子化で子どもの数が減ると分かっているのに全体の定員を増やした1990年代から行なわれた大学・学部新設の規制緩和と、出口がないのに大学院生を増やした大学院重点化政策のせいである』
その時々の最善策を採ってきたのだろうけど・・・・自分のキャリアでも、今が続かないことを自覚して、10年後、20年後を考えて、今やるべきことを決め、今後の作戦は練る。
これは「結果バイアス」
「ホモ・エコノミクス(重田園江)」①#読書
『「自己利益の追求」が当たり前の価値として受け容れられるに至ったからくりを、思想史の視座から解き明かす』
人は合理的なのか、不合理なのか。いずれにしろ、
『私たちは、将来を食い潰して暴利を貪り、取っておくべきものを先取りして蕩尽し、地球上にいる多くの他者を犠牲にしてきた』
「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」④#読書
『営業を機関車に、全社を営業支援型に、全社を営業と同期化させる』
そうであればあるほど、営業は謙虚であってほしい。
営業が会社の中心であることと、「営業が一番えらい」を勘違いする人が必ずいる。それも役職の上の方の人で。
あくまでも職務上の役割分担で、まわりがついていこうと心底思わないと絵に描いた餅になる。
動くのは人なんだから。
「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」③#読書
『見積もりは24時間以内に出させよ』
これ、実務上、ものすごく大切。これだけで、成約率が格段に上がる。競合他社を出し抜くスピードの一丁目一番地。業務改善をするのなら、まずはこれが出来るように、出来る仕組みを作りたい。
これまで読んだビジネス関連の書籍では、あまり触れられていない印象だけれど、長年調達業務に関わってきた者の実感です。