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5分の4が海外メンバー!最強のグローバル開発チームを作るために日本人マネジャーが実践していること

こんにちは!

IPテックスタートアップWunderbar(ヴンダーバー)CTO・柳澤(やなぎさわ)です!

Wunderbarの開発チームは、責任者である私以外(5人中4人)が現地在住のフィリピン人というグローバルな組織です。

今回は、そんなグローバル開発チームの強み、そして私自身がマネジメントで工夫していることについてまとめてみたいと思います。

グローバルチームのマネジメントを担当されている方や、今後海外メンバーの採用を考えている方の参考になれば嬉しいです。

【柳澤宏樹 / CTO】
SIベンダーの中に入って、.NETやJava,PHP,Cobolなどを使ったシステム開発や設計、プロジェクト管理を経験。その後フリーランス時代には普通のフリーランスでは関われない規模の案件にも関わったり、中規模のC向けのサービスに関わったりなど、貪欲に時代に合わせた技術とふれあう。インフラや開発言語など、システムに関する能力だけではなく、デザインの基礎能力を吸収し、スキルの高いメンバーと関わり、改めて技術吸収。自身の軸となる「システム開発構築」を強みにその他の基礎知識を持って、運営しているサービスの開発責任者として日々奔走。


Wunderbarのグローバル開発チームの概要

まずは、Wunderbarのグローバル開発チームについてざっくりと紹介します。

・計5人
・責任者の私は東京在住の日本人
・私以外の4人はフィリピン在住のフィリピン人
・コミュニケーションは英語でSlackやオンラインミーティングを活用

グローバルチームのマネジメントで心がけていること

グローバルチームをマネジメントするにあたり、以下の4つの取り組みを行っています。

・毎朝カメラオンのオンラインミーティングでコミュニケーションをとる
・3ヶ月に1度、gather week制度で全員で顔を合わせる
・できる限り翻訳機能を介さない
・システム開発や修正を依頼する際には背景や目的もしっかり伝える

他部門との連携などは私を介して行っているので、何をどこまでどうやって伝えるのかを意識しながら、円滑なコミュニケーションが取れるように日々奮闘しています。

gather week制度については、のちほど詳しくご説明します!

3ヶ月に一度は顔を合わせる!gather week制度について

Wunderbarでは、3ヶ月に一度みんなで集まって働く、「gather week」と呼ばれる制度を設けています。画像は2024年8月のgather weekの様子です。

開発チームではありませんが、フィリピン在住のCPO・伊藤も加わってワイワイ楽しく過ごしました。

作業内容は普段と大きく変わらないものの、リアルの方がボディランゲージも活用できるので、コミュニケーションが円滑になると実感しています。

普段、フィリピンのメンバーは、各自の自宅でリモートワークをしているため、メンバー同士が集合する機会はとても貴重です。とても楽しそうに話しながら仕事をしているのを見ると、こちらも嬉しい気持ちになります。

初日、最終日はみんなで一緒に夜ご飯を食べるようにしています。

Wunderbarの開発チームは全員日本が大好きなので、アニメや漫画といったIP(知的財産)の話で盛り上がることが多いです。

基本的には私がフィリピンに赴いていますが、フィリピンメンバーを日本に呼ぶ機会も作っていきたいと考えています。

グローバル開発チームの良いところ3選

グローバル開発チームでプロダクトと向き合うことは難しそうな印象をもたれがちですが、メリットの方が大きいと感じています。

ここでは、個人的にグローバルチームのマネジメントを担当できてよかったと思っているポイントを3つご紹介します。

①新しい技術の情報をインプットすることができる

技術の移り変わりが早い開発領域では、最新情報が英語でシェアされることが通例です。チームの英語力が高いことで、そういった業界の最新情報をいち早く察知し、スムーズに理解することができるのは、大きな強みであると感じています。

②必然的に英語を勉強しなければならない環境に身を置くことができる

英語力の向上によってチーム全体の開発スピードが上がることを考えると、自分が英語を学ばなければならないという心地よいプレッシャーを感じることができます。

③お互いを支え合う文化が自然と生まれる

チームの管理ポジションではあるものの、英語や文化、海外のトレンドなど、メンバーから学ぶことがたくさんあります。

管理する側される側という上下の関係性に固執せず、お互いが教え合うような環境が自然と作られることで、コミュニケーションが活性化するといった良い循環が生まれています。

一人ひとりが裁量を持った最強のチームを育てていくために

私の仕事は、システムの設計に関する仕様と要件を伝えること、そして、明らかに主旨と違うものにならないようにチェックすることです。

それ以外の細かいビジネスロジックや構造については各エンジニアが裁量を持って対応してくれています。

今後も、各メンバーがそれぞれの領域で裁量持って動けるような体制で、サービスを向上させられるチームを作り上げていきたいと思っています。


開発チーム全員の対談も近々公開する予定ですので、お楽しみに!

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