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三姉妹

先日、友人とディズニーランドホテルのビュッフェでランチした帰りに一人で観てきた。
あと一口いったら吐くってくらい食べて、声が枯れるくらい喋って笑って。外に出た瞬間に汗が噴き出すような暑さの中あちこち移動し、今までに伝ったことがない所(太ももの裏とか)を汗が伝うのを感じたりしながら映画館に到着。こんな状態ではもう、相当面白い作品でないと熟睡コース確定だなと思っていた。

映画が始まり、登場人物一人一人の日常生活が代わる代わる淡々と映し出される。この作品の雰囲気をなんとなく感じ取り、あ、これ熟睡コースだなと確信した。がしかし、気付けばエンディング、よく分からない涙を流していた。決して感動の涙ではない。どの人物にも感情移入するのが難しかったので、そういった涙でもない。皆んなが集まったあのシーン…一体何を見せられているのだろう。混乱しながらも圧倒されて涙が出て、失笑して、「言葉で謝れよオヤジ!!」とイラついて。あの10分もないシーンで感情が揺さぶられまくった。

それから印象的だったのが食事シーン。要所要所に食事のシーンがあるんだけれど、そのほとんどが品がなくとても汚らしい。でも見入っちゃったなぁ。ある食事(食卓)シーンでは声出して笑っちゃった。お客さんも皆んな一斉に吹き出しててそれも可笑しかった(笑)あのシーンは本当に忘れられない。大好き。

レビューを観てると、観て良かったと言う人とそうでない人の差が激しいなぁと感じた。否な人の感想としては、ワースト映画だったとか、ずっとしんどいし辛いし汚い、途中退出しようと思った、といったコメントが結構目立っていて。私は『寝ちゃうやつだな〜』と確信したのも束の間、いつの間にかのめり込んで観ちゃったからなぁ。否な人の理由には驚いてしまった。色んな人間がいて面白い。

三女役のチャン・ユンジュが元スーパーモデルだったとの情報に耳を疑ったけどググったら本当だった…このギャップはヤバい。しかもコリア版のペーパーハウスに出ているではないか。全く観るつもりなかったけど観たくなっちゃったな。(本家のスペイン版は大好き)


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