ロッキー3

アツい。アツすぎる。最高。

今までこういった男くさい作品てあまり興味が無くて触れることがなかった。漫画でもアニメでもそうだけど、そもそもスポーツを題材にしている作品がどうも苦手で…。

私は学生時代は部活＞勉強の日々で、高校も部活を第一に考えインターハイ常連校へ進学した。練習がキツいのは勿論だけど、上下関係がトラウマになるくらい酷かった。小中高と運動に明け暮れたけど、ほとんどが悪い思い出として残っている。そういった経験からか、スポーツを題材にしてる作品を観ると「こんな上手くいくはずないだろ」とか「所詮作り話だしな」とか揚げ足ばかり取ってしまうし、嫌悪感すら感じる。だからスポーツモノは自分からは選んで見ないし、勧められても見ることはなかった。

でも、なんでだろう。ロッキーは観れてしまう。少しの嫌悪感も抱かずに、全てを受け入れて感動すらしてしまう。すごく素直な自分に驚いてしまった。観客と同じように毎回ハラハラドキドキさせられているし、パンチの度に体に力が入ってしまう。勝った時は拳を握りしめてしまうしね。1〜3まで観てきて、大体流れは同じだし先が読めるんだけれど毎回グッときちゃうんだよなぁ。むしろ、毎回同じようなシーンで流れるあの曲が回を追うごとに胸に響くから不思議だ。